老いをきりりと、生きる

島津みえ/著

発売日:2018年1月

  • 老いをきりりと、生きる
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ISBN
978-4-88065-429-4
著者情報
島津 みえ(シマズ ミエ)
1928(昭和3)年、公務員官舎で生をうける。第二次大戦中は転校、疎開、学途動員も経験。就職後21歳で結核に感染、退職。治癒後、内科医と結婚し男児を授かる。夫の死去後なにくれとなく周囲の人々の相談に乗り30余年

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商品説明

毎日は、ほんの少しの気の持ち様で変わります。すこやかに、ていねいに、きりり、と、暮らす。

ごあいさつ(本書より)

私は、昭和三(一九二八)年生まれで、今年九十歳になります。昭和と平成を歩んで参りました。その平成の時代も、今上天皇の生前退位で去ろうとしています。

同級生はもはやほとんどいなくなりました。まわりを見渡せば、年齢を重ねますと、認知症になる人もあり、杖を手放せなくなる方もおられます。気持ちのうえでは、愚痴の多くなった友人がおります。どんなことにも文句を言いたくなって、我慢できない方をよくお見かけいたします。

気に染まないことが多くなる一方で、どこかを患っていたりして健康な方は少なく、また、若い方相手に限らず、同じ年頃同士の会話も成立しにくくなっています。私のなかには、毎日をほんの少しの気の持ち様で、明るく楽老後をもっと楽しく過ごす、しく生きられるのにという、歯がゆい想いが募りました。これまで伊達に長生きしたわけではないのに。きりりとしゃっきりされている方もいらっしゃるのに。どこが違うのだろう?

この本は、そんな気持ちで過ごしているうちに、見たり聞いたりしたことについて、思ったり考えたりしたことを記した、楽しく生きたい私の、雑記帳のようなものです。

『九十歳。何がめでたい』という本があるそうです。私には、めでたいと言い切ることもめでたくないと言うこともできませんが、じきに九十歳を生きる毎日は、ただ新しい日々の訪れと過ぎ去るときどきに、目に映る事柄や近しい人々とのたわいもないやりとりをただ楽しみに、明るくていねいに、毎日を暮らすことこそが私の人世だと思って過ごしております。

お手の触れたページをめくり、気にかかる言葉があれば、その周辺をさらりと読み流していただけたら幸いです。

目次

1章 朝のコーヒー、指先のおしゃれ(コーヒーがおいしい朝
朝食の気合い ほか)
2章 エアカーテンを一枚(としのわりには
エアカーテン ほか)
3章 自然な覚悟で(毎日の教科書
ら抜き言葉 ほか)
4章 なぜ年を数えなくちゃいけないの?(しっかり老人
杖は欲しくない ほか)

商品詳細

出版社名
水曜社
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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