間文化主義インターカルチュラリズム 多文化共生の新しい可能性
ジェラール・ブシャール/著 丹羽卓/監訳 荒木隆人/〔ほか〕訳
発売日:2017年12月
- ページ数
- 400p
- ISBN
- 978-4-7791-2431-0
- 著者情報
- ブシャール,ジェラール(ブシャール,ジェラール)(Bouchard,G´erard)
1943年カナダのケベック州の現在のサグネ市生まれ。ケベック大学シクチミ校教授。カナダのマギル大学、モンクトン大学、ゲルフ大学、シェルブルック大学の名誉教授。また2008‐2009年にはハーヴァード大学の客員教授を務めた。国際的に著名な歴史学者・社会学者で、2007‐2008年にケベック州の諮問委員会の共同委員長をチャールズ・テイラーと務めた。『ケベックの生成と新世界』(2000年)でカナダ総督賞受賞、2002年にフランスのレジオン・ドヌール勲章受章など受賞歴多数
仲村 愛(ナカムラ アイ)
在カナダ日本大使館専門調査員。明治大学大学院教養デザイン研究科博士後期課程単位取得満期退学、政治学修士
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商品説明
世界の国々はますます進む社会の多様化を前にして困惑し、行き詰っている。そんな中で、カナダのケベックという一つの州で、長期間の試行錯誤を経て間文化主義という新しい統合理念が練り上げられ、世界に向けて発信されている。中心文化を認めないカナダの多文化主義とは異なり、中心文化とマイノリティの文化が互いを尊重しながら交流することによって、一つの新しい文化を築きあげていこうという間文化主義。それは日本のように厳然とした中心文化を持つ国にこそふさわしい統合理念である。
多様化が進む日本社会にどう取り組むのか。
それに対しての明確な理念を持ち合わせていない私たちに、
大いに参考になると思われるのが間文化主義である。
その社会統合理念はカナダのケベック州と欧州評議会の
いくつかの国で、長い期間をかけて独自に発展を遂げてきた。
しかし、これまでその理念を明確に述べ、
諸々の批判に対して的確に応答した著作はなかった。
間文化主義の理論的精緻化が進んでいるだけでなく、
それに基づく政策実施でも社会で大きな支持を得ているケベック。
そこから世界に向けて発信されたメッセージがこの書物である。
この書の英語訳に寄せた序文でチャールズ・テイラーは述べている。
「この著作は、ケベックの現状に大きな光を投げかけるのみならず、
ますます国境を越えて広がる論議に滋養を与えるものである。
(中略)カナダ国内でのわれわれの議論が、
他国の人々に道を切り開いたのがわかる日がいつか来るであろう。」
目次
第1章 ケベックの間文化主義の条件と基盤(パラメータ
パラダイムとモデル ほか)
第2章 ケベックの間文化主義―定義の試み(ケベック型間文化主義の生成
間文化主義の構成要素 ほか)
第3章 間文化主義と多文化主義(間文化主義と多文化主義を区別するもの
カナダの多文化主義―流動的ハイブリッドモデル)
第4章 間文化主義の批判と擁護(文化的次元の批判
結論 ほか)
第5章 包摂的なライシテのために(ライシテ体制とは何か
包摂的なライシテの構成要素および措置 ほか)
結論
商品詳細
- 出版社名
- 彩流社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:L’interculturalisme
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