感染症に挑む 創薬する微生物放線菌
発売日:2017年12月
- ISBN
- 978-4-320-00923-3
- 著者情報
- 杉山 政則(スギヤマ マサノリ)
1976年広島大学大学院工学研究科修士課程(醗酵工学専攻)修了、工学博士。現在、広島大学大学院医歯薬保健学研究科未病・予防医学共同研究講座教授、広島大学名誉教授
高橋 洋子(タカハシ ヨウコ)
1970年北里衛生科学専門学院卒業、保健学博士。現在、北里大学名誉教授
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商品説明
本書は,感染症の治療薬として汎用されている「抗生物質」や主な感染症の種類と症状について理解を深めるとともに,抗生物質にはどんな種類があり,どのような機構で病原菌を死滅させるのか,抗生物質のほとんどを生み出す「放線菌」とはどのような微生物なのか,などの知識を得るために最適な啓蒙書である。
放線菌は「抗生物質」という,言わば,細菌を死滅させる「毒物」をつくりながら,自身はその毒から逃れるための機構をもっている。本書では著者の長年の研究を織り交ぜながら,抗生物質生産菌における生体防御の機構を興味深く解説し,医療にとって深刻な,ほとんどの抗生物質が効かない「多剤耐性菌」と,それに対処するための「次世代感染症治療薬」の開発に関する話題についても触れている。
大村 智北里大学特別栄誉教授は,米国の大手製薬企業との共同研究を進め,土壌から分離した放線菌の1つが寄生虫に有効な抗生物質「エバーメクチン」を産生することを発見したことが功を奏し,ノーベル賞受賞者となった。本書では,産学連携の必要性や,エバーメクチン生産菌を始め,抗生物質をつくる放線菌のゲノム解析から見えてくるトピックスを取り上げている。
本書は,肺炎によるわが国の死亡率が第3位であるという,現代日本の社会状況の中で上梓されたタイムリーな一冊であり,将来,研究者をめざす若い読者を鼓舞するであろう。また,感染症の制圧を目指して新薬開発に取り組む研究者や放線菌の研究者にとっても座右の書になるに違いない。
目次
1 人類を襲う感染症
2 感染症治療薬の歴史
3 抗生物質の種類と作用機序
4 抗生物質耐性菌の脅威
5 抗生物質を生む放線菌
6 次世代感染症治療薬
商品詳細
- シリーズ名
- 共立スマートセレクション 22
- 出版社名
- 共立出版
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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