中世・近世堺地域史料の研究

矢内一磨/著

発売日:2017年12月

  • 中世・近世堺地域史料の研究
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ISBN
978-4-7576-0854-2
著者情報
矢内 一磨(ヤナイ カズマ)
1964年兵庫県たつの市生まれ。1992年同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻博士課程(後期)研究指導修了。2011年同志社大学より博士(文化史学)授与。2011年全国大学国語国文学会学会賞受賞。堺市博物館学芸員

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商品説明

正続『堺市史』の空白を埋める。近世初期堺地域の寺院復興の貴重な一次史料である、龍光院蔵の大通庵復興普請文書や、堺奉行浅野長恒史料「堺手鑑」・付図などの新史料、妙國寺蔵「己行記」の紙背文書などの実証的な史料研究により、堺の中世・近世史研究に新しい成果を提示する。また、堺の寺院に残された近世の地震記録に関する論文も収録。

自治体史の白眉と謳われる正続『堺市史』において全くの空白、もしくは不十分であった部分の史料と論点を紹介・考察。堺の中世・近世の地域史に新しい成果を提示する。
《新史料の紹介・研究》
第二部第一章では、近世初期堺地域の寺院復興の貴重な一次史料である大徳寺龍光院蔵・大通庵復興普請文書の翻刻と研究を行い、第二部第三章では堺奉行浅野長恒史料より「堺手鑑」と付図を取り上げ、その歴史的意義を論じる。
《史料の新たな価値に光をあてる》
第一部で取り上げる妙國寺の日こう筆「己行記」は従来知られていた史料であるが、紙背文書の解読により三好一族と日こうとの関係や日こうの布教活動の実態など、新しい成果を提示する。
《歴史地震記録に関わる論文も収録》
第二部第五章・第六章では、現在の堺市域の真宗寺と光念寺にそれぞれ残された安政年間の地震発生当初に記録された古文書の翻刻と訳文を掲載。重要性を増す歴史地震研究の蓄積を目指す。

目次

第1部 中世・近世堺の寺院史料を読み解く(一休宗純「自戒集」にみる語彙とその比喩―堺布教の問題を中心に
堺妙國寺蔵「己行記」について―史料研究を中心に
堺妙國寺蔵「己行記」紙背文書をよむ
堺妙國寺蔵「行功部分記」について
禅宗寺院の法会と普請―堺大安寺を中心に)
第2部 地域史料にみる近世堺の社会と文化(堺の復興と近世都市の誕生―龍光院所蔵元和六・七年大通庵普請記録
西鶴の町人物に描かれた成熟都市・堺について
堺市立立中央図書館蔵享保一三年「堺手鑑」の原本と付図の発見について―堺奉行浅野長恒史料より
道明寺天満宮と幕末の堺商人―「菅梅講名記」
幕末の大地震と泉州堺―堺真宗寺蔵「地震記」をよむ ほか)

商品詳細

シリーズ名
日本史研究叢刊 32
出版社名
和泉書院
フォーマット
単行本

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