こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする

計見一雄/著

発売日:2018年1月

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ISBN
978-4-06-258669-6
著者情報
計見 一雄(ケンミ カズオ)
1939年生まれ。千葉大学医学部卒業。医学博士。千葉県精神科医療センターの設立に参画、名誉センター長。公徳会佐藤病院顧問。精神科救急医療という分野の開拓者で、日本精神科救急学会初代理事長

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商品説明

スキゾフレニアは伝統的に理性の病とされてきた。さらに魂の崩壊とも見られたこの病気の根底にあるものは何か。臨床的に見えてくるのは運動的な機能の低下、不自由さ、また、衝動的なものへの「否認」による怒りなどの感情の禁止。豊富な経験を持つ精神科医が捉える病気とこころの本態とは?身体として生きるエネルギーを奪う「否認」のメカニズムが病人だけのものではないことを見通し、ヒトの心的傾向を探る。

かつては精神分裂病と呼ばれ、今では統合失調症と名称変更された病気「スキゾフレニア」。精神科医としての50年をこの病気の治療に当たってきた著者が、それは俗に言われるように「正常」と断絶された「狂気」とされるものなのか、あるいは治療法のある「症状」なのかを問題意識としながら、この病気の本態を語り尽くす。
また、この病気に見られる「現実の否認」「現在の消失」「心的エネルギーの回路づけの不具合」「昏迷」などの特徴が、ヒトの心的特性の極端化であり、時代の精神的風潮とも繋がっていることに射程を拡げていく。
自らを「内臓の医者」と称する精神科医が見極めた、病の本態と人間の心の働き方。
(「近刊情報」より)

目次

序章 回復途上の三人
第1章 「スキゾフレニア」の履歴
第2章 始まりの不具合
第3章 奇妙な世界に入り込んで…
第4章 運動と思考が停止する!
第5章 「現実」の変容より「現在」の喪失の方が重い病
第6章 フィールドへ出よ
第7章 身の内にうごめくもの、その否認
第8章 眼も耳も嘘をつく―修正するのはアクション
第9章 脱施設化再考―終わっていない課題
第10章 心を概念化するメカニズム―メタファー経由の理解

商品詳細

シリーズ名
講談社選書メチエ 667
出版社名
講談社
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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