形式論理学と超越論的論理学 新装版

  • 形式論理学と超越論的論理学 新装版
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ISBN
978-4-622-08683-3
著者情報
フッサール,エトムント(フッサール,エトムント)(Husserl,Edmund)
1859‐1938。1859年4月8日、当時のオーストリア領に生れる。1876年ライプチヒ、ベルリン、ウィーンの各大学に学び、1883年学位を得る。1884年ウィーン大学のブレンターノの門下に入り、専攻していた数学から哲学への道を歩む。1906年ゲッチンゲン大学教授となり1916年まで在職。その後1928年までフライブルク大学教授

立松 弘孝(タテマツ ヒロタカ)
1931年名古屋に生れる。1953年南山大学文学部独文学科卒業。東京大学大学院修士課程を経て、1955‐58年ボン大学で哲学専攻。南山大学名誉教授

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商品説明

認識批判的に学問の基礎づけを行なおうとするフッサールにとって、重大な問題は、論理学の根本法則をいかに現象学的に基礎づけるかということであった。『イデーン』以後、1920年代の講義『受動的総合の分析』をへて、1931年『デカルト的省察』にはじまる後期フッサールに至る過程に書かれた本書は、中期フッサールの代表作であり、『論理学研究』から『危機』書へと進んだフッサールの研究者としての長年の歩みを考えるとき、きわめて重要な書である。

「近代の諸学に欠けているのは〈非常に広範ではあるが、しかし原理的に統一された意味での学問論的な諸問題と諸原理を、すべて包括する真の論理学〉つまり〈超越論的な論理学として、認識についての最も深い自己認識によって諸学の進路を照らして、諸学がそのあらゆる営為を理解しうるようにする論理学〉である」
「真の論理学は〈諸学に真の学問としての可能な意味を与えるような、超越論的な諸原理のシステム〉を明示しようとしている」

認識批判的に学問の基礎づけを行なおうとするフッサールにとって、重大な問題は、論理学の根本法則をいかに現象学的に基礎づけるかということであった。『イデーン』以後、1920年代の講義『受動的総合の分析』をへて、1931年『デカルト的省察』にはじまる後期フッサールに至る過程に書かれた本書(1928年『年報』10巻に発表)は、中期フッサールの代表作であり、『論理学研究』から『危機』書へと進んだフッサールの研究者としての長年の歩みを考えるとき、きわめて重要な書である。待望の日本語版が、ここにようやく成った。

目次

第1篇 客観的な形式論理学の諸構造と範囲(形式論理学の伝統から形式論理学の完全な理念への道程(命題論的分析論としての形式論理学
形式的命題論と形式数学 ほか)
形式的命題論および形式的存在論としての、形式論理学の二面性についての現象学的解明(諸対象についての見方と諸判断についての見方
意味論としての命題論と真理の論理学 ほか))
第2篇 形式論理学から超越論的論理学へ(論理学の心理学主義と論理学の超越論的基礎づけ
超越論的‐論理学的な問題設定の最後の諸疑問、基本概念の諸問題 ほか)
付論(統語法の諸形式と統語法の各素材。主要な諸形式と主要な各素材
判断の現象学的構成について。根源的‐能動的な判断作用と、その二次的な諸変様 ほか)

商品詳細

出版社名
みすず書房
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:FORMALE UND TRANSZENDENTALE LOGIK

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