知と存在の新体系

村上勝三/著

発売日:2017年11月

  • 知と存在の新体系
  • 知と存在の新体系
ISBN
978-4-86285-264-9
著者情報
村上 勝三(ムラカミ カツゾ)
1944年生まれ。東京大学大学院博士課程卒、文学博士、東洋大学名誉教授

¥6,600 税込

30 nanacoポイント

30 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

現代の哲学的状況は底なしの相対主義と自然主義による閉塞的状況に陥っている。本書はそこからの脱却を目指す。アリストテレス=トマス・アクィナスは始まりを「ある」に置いたが、著者はもう一つの始原、「知ること」を設定し「知ることからあることへ」の思考を切り拓く。そして知るものである「私」の思いを探究していくことで「私」を超えて一なる場としての「無限」を見出し「我々」と「私」の結びつきが示される。

現代の哲学的状況は底なしの相対主義と自然主義による閉塞的状況に陥っている。本書はそこからの脱却を目指す。アリストテレス=トマス・アクィナスは始まりを「ある」に置いたが,著者はもう一つの始原,「知ること」を設定し「知ることからあることへ」の思考を切り拓く。そして知るものである「私」の思いを探究していくことで「私」を超えて一なる場としての「無限」を見出し「我々」と「私」の結びつきが示される。

第I部「「存在論」の歴史」。スアレスからヴォルフまでの「存在」に関する思想展開を辿ることで,形而上学の流れと存在論の流れを描き出し,その上でデカルト形而上学の真の革新性を示す。

第II部「存在と言語」。現代分析哲学における「存在論的証明」の巡る論争の検討を通して,分析哲学において「存在」問題を問うことの困難さを示す。

第III部「存在論的証明を遡行する」。カント,ヒュームからライプニッツ,デカルトへ,さらにスコトゥス,トマス,アンセルムスへと遡って存在論的証明の「遡行的」哲学史研究を試みる。
第IV部「形而上学から道徳へ」。デカルト形而上学の刷新により見出された,自我的道程から超越を経て宇宙的見地へ至り,個人倫理から社会倫理へ展開する新体系を提示,半世紀に及ぶ著者の哲学研究の到達点。

目次

凡例
序 自我論的道程から宇宙論的見地へ

第I部 「存在論」の歴史――スアレスからヴォルフへ
第一章 理由の系列としての哲学史
第二章 スアレスと形而上学
第三章 一七世紀の「形而上学」
第四章 一七世紀「存在論」の流れ
第五章 クリスチャン・ヴォルフの存在論
第六章 デカルト哲学と形而上学

第II部 存在と言語
第一章 翻訳可能性と翻訳非決定性
第二章 根源的翻訳と自然主義的解決
第三章 翻訳可能性の条件
第四章 「実在は述語であるのか」
第五章 さまざまな実在

第III部 存在論的証明を遡行する
第一章 「存在論的証明」とはどのような問題か――カント
第二章 実在と制度――ヒューム
第三章 「可能的存在」と理由――ライプニッツ
第四章 デカルトから遡る
第五章 トマスのアンセルムス批判
第六章 アンセルムスの証明

第IV部 形而上学から道徳へ――自我論的道程と宇宙論的見地の統合
第一章 自我論的道程から超越を経て宇宙論的見地へ
第二章 宇宙論的見地と存在の度合い
第三章 形而上学と道徳

あとがき
文献表
索引

商品詳細

出版社名
知泉書館
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。