コンドルセと〈光〉の世紀 科学から政治へ
発売日:2018年2月
- ISBN
- 978-4-560-09596-6
- 著者情報
- 永見 瑞木(ナガミ ミズキ)
東京大学法学部卒業。2007年から2012年にかけて、パリ第一大学哲学科博士課程に在籍。2014年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。2015年に博士号(法学)取得。立教大学法学部助教。専門は政治学史
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
旧体制と大革命を結ぶ豊穣な思想世界。「凡庸な進歩主義者」と誤認されるコンドルセを、科学・アメリカ革命・旧体制改革という観点から眺め、十八世紀思想史に位置づけた画期的論考。
大革命が押し流した時間へ
旧体制の末期からフランス革命期に科学者そして政治家として生きたコンドルセは今日、『人間精神進歩史』でその名が知られている。そのイメージは、人間理性の無限の可能性を素朴に信じる楽観的な進歩主義者というものだろう。
本書は、この〈楽観的な進歩主義者〉というコンドルセ像を打ち壊すことに最大の力点が置かれる。その際に注目されるのが、科学・アメリカ革命・旧体制改革という視角である。
フランス数学界の重鎮ダランベールの寵愛を受けたコンドルセは早くからパリ王立科学アカデミーや有名サロンで頭角を現すが、ルイ16世の治世となり、テュルゴが財務総監に就任したことで人生が大きく変わる。テュルゴは王国統治にあたり、自然科学を重視し、コンドルセはじめ科学アカデミーから積極的に人材を登用したのだ。
テュルゴ失脚後、科学の世界に戻った彼だったが、科学アカデミーの終身書記に就任した1776年、新大陸で独立宣言が採択される。これに触発されたフランクリンらとの交流が一度挫折した政治への思いに再び火を点けることになる。18世紀思想史という時間軸に沿うことで大革命が押し流したものを一つひとつ掬い出す試み。
(「近刊情報」より)
目次
第1章 コンドルセの知的世界―学問と政治(科学の視点
司法への関心
政治の経験)
第2章 コンドルセとアメリカの経験(アメリカへの眼差し
テュルゴのアメリカ観
連合規約から連邦憲法へ
コンドルセのフランクリン像)
第3章 新しい秩序構想―地方議会から国民議会へ(地方議会の設置の試み
「代表民主政」の構想
地方議会構想
政治状況の変化)
第4章 革命の動乱と共和国(革命期の活動と諸課題
自由な国制の条件
共和政について
憲法の構想―共和国の実現に向けて)
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。