火星からの侵略 パニックの心理学的研究
発売日:2017年11月
- ISBN
- 978-4-7724-1585-9
- 著者情報
- キャントリル,ハドリー(キャントリル,ハドリー)(Cantril,Hadley)
1906〜1969年。国際社会研究所所長を務めた。世論調査研究所を創設し、プリンストン大学心理学部教授であり、19冊の本を著し、第二次世界大戦中には大統領の諮問機関の一員として世論の動向を調査した
高橋 祥友(タカハシ ヨシトモ)(Cantril,Albert H.)
1979年、金沢大学医学部卒業。東京医科歯科大学、山梨医科大学、UCLA、東京都精神医学総合研究所、防衛医科大学校を経て、2012年より筑波大学医学医療系災害・地域精神医学教授。医学博士、精神科医
キャントリル,アルバート・H.(キャントリル,アルバートH.)
ハドリー・キャントリルの息子で、世論分析の専門家である。著作の中には、スーザン・デイヴィス・キャントリルとの共著『Reading Mixed Signals:Ambivalence in American Public Opinion about Government』がある。ジョンソン政権下でホワイトハウスのスタッフとして働き、その後、国務省の東アジア・太平洋局に勤務した経験がある
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商品説明
一九三八年ハロウィーンの晩、名優オーソン・ウェルズの語りによるラジオドラマは、全米百万人以上の人々を恐怖とパニックに陥れた。この放送直後に開始されて、何が集団行動の主な心理的理由と考えられるかを探るために、人々の反応について調査した研究の報告。
一九三八年のハロウィーンの晩に、名優オーソン・ウェルズはマーキュリー劇場というラジオ番組で、H・G・ウェルズの空想小説『宇宙戦争』を基にラジオドラマを実にありありと、いかにも現実の出来事のように放送した。その結果、少なくとも百万人の米国人が恐怖に駆られ、数千人がパニックに陥った。本書で報告する研究は、この放送直後に開始されて、何が集団行動の主な心理的理由と考えられるかを探るために、人々の反応について調査した。……(本書序文より)
地震,テロ事件など大規模災害では,流言飛語をどのようにコントロールするかがつねに大きな課題となる。パニック発生時のコミュニケーションや集団行動に興味のある人々にとって、本書は今も価値がある。
現在は,核弾頭を積んだ大陸間ミサイルが存在し,その巨大な破壊力に対して,火星人の侵略よりも遙かに強い妄想が人々に生じる可能性がある。またヨーロッパへの難民流入への極端な報道により,人々に行き過ぎた不安とパニックを引き起こす下地は今なお存在している。
80年前の歴史上有名なこの事件について書かれた本書は,現代にも起こりうる,パニック状況における伝染性のある恐怖の人間心理を詳細に分析したものといえよう。
目次
1 とても信じられなかった―放送
2 何か恐ろしかった―パニックの性質と範囲
3 ラジオ劇のようには感じられなかった―その刺激をどう経験したのか
4 何かをしなければならない―どのような反応が起きたのか
5 わかった―批判力
6 とても心配だった―批判力を妨げる条件
7 問題の多い世界に存在していること―歴史的状況
8 個人的背景―個別の事例
9 不安が現実となった―なぜパニックが生じたのか?
商品詳細
- 出版社名
- 金剛出版
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:THE INVASION FROM MARS 原著第3版の翻訳
注意事項
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