キズナキス

梨屋アリエ/著

発売日:2017年11月

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ISBN
978-4-86389-398-6
著者情報
梨屋 アリエ(ナシヤ アリエ)
児童文学作家、YA作家。法政大学兼任講師。『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞、『ピアニッシシモ』で第33回児童文芸新人賞を受賞。『空色の地図』が2006年度、『ココロ屋』が2012年度の読書感想文全国コンクール課題図書に選ばれる

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商品説明

もしも、他人の心が覗けたら、不安はなくなるだろうか。もしも、心を完全に閉ざすことができたら、他人に傷つけられることもなくなるだろうか。もしも、称賛に値する才能があれば、孤独なんて感じなくなるだろうか。この物語に描かれているのは、もうひとつの現実世界。
中学2年の夏。主人公の日々希は吹奏楽部員。想像力が豊かで頭の中ではいろいろな景色を思い描いているが、ひとの輪からはみださないように、ひとから嫌われないように、いつも本心や空想を表に出さずにいる。
日々希たちの暮らす錆猫区では、情報通信技術や人工知能を応用して、人と人との絆を深めようという試みがはじまっていた。その一環として、生徒一人一人に、言葉に出さないひとの思いや頭に思い描いたことを読み取ることができる、マインドスコープという装置が配られる。お互いの気持ちがわからずにすれ違ったり、疑心暗鬼になったりするよりは、本音を読み合えたほうが絆は深まると言うのだ。
一方、転校初日から不登校を続けていた美少女・天狼朱華が突如登校するようになったが、彼女は一般人では手に入らない「マインドプロテクター」で心を読み取られないよう、ガードしていた。一日中パソコン室にこもる朱華。ある偶然から日々希が朱華のモニターを除くと、そこにはクラスメイトたちが測定したマインドスコープの膨大な記録が――。本心を隠すこと、伝えること、つながること、孤独であること。少女たちが抱える痛々しい思いは、やがて恐ろしい結末へと向かっていく。

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
自分以外の相手の心が覗けたら・・誰も一度はそんなことを思ったことがあるのでは!?知りたい気もしますが、知らない方がいいのかも知れません。知ったら知ったで逆に傷つきそうですよね。そして、覗かれるのも、やっぱり嫌だなぁ。(まゆみんみんさん 40代・大阪府 女の子12歳)

商品詳細

出版社名
静山社
対象年齢
中学生
フォーマット
単行本

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