江戸時代の家 暮らしの息吹を伝える
発売日:2017年11月
- ISBN
- 978-4-88065-433-1
- 著者情報
- 大岡 敏昭(オオオカ トシアキ)
昭和19年、神戸市生まれ、熊本県立大学名誉教授。九州大学大学院博士課程(建築学専攻)修了。工学博士。歴史は現在の問題から遡るべきという理念のもとに、古代から現代までの日本住宅と中国住宅、およびその暮らしの風景を研究している
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商品説明
人々はどのような家に住んでいたか。暮らしの豊かさとは何か。今に残る家々を全国に訪ね、また多くの家の史料を調べてみると、きわめて地域独自の多彩な家であり、開放的で豊かな家であった。地域の風土と文化によって養われた多様性があり、人と人とのつながりを大切に考えてつくられていたのである。図版202点収載。
日本の家は、とくに江戸時代にかけて玄関、座敷、茶の間、居間、納戸、湯殿、内便所など、それまでなかった新しい空間が生まれ急速に発展し、それらは現代の家の基礎となった。
これまで江戸時代の家は封建的で古めかしく、単に和室を並べただけいわれてきたが、多くの史料を調べてみると地域の風土と文化によって養われた多様性を見ることができる。そして幕末の下級武士が書き遺した絵日記などから、武士の階級および町人、僧侶といった身分の違いに関係なく、たがいの家に気軽によく集まり、人とのつながりはきわめて親密で開放的であったという。
本書の一章から三章では、現代の家の原点というべき江戸時代の家を見直し、身分制社会のなか、家も武士、農民、町人など、独自の発展をしていた江戸時代の家の特質を探る。四章では、隠者の家と題して江戸時代に生きた芭蕉と良寛の庵と暮らしの風景を述べる。世俗を離れ自然の中で清閑の暮らしを歩んだ彼らの人生をたどり、粗末で貧しい暮らしではあっても、よろこびが謳歌されていた彼らの家と暮らしの豊かさを考える。
※本書は『江戸時代 日本の家』(相模書房,2011)に著者による大幅な改訂を加え図版を増やし刊行するものです
目次
第1章 武士の家(武士について
江戸時代初めの武士の家
江戸時代中後期の武士の家
武士の家の特質)
第2章 農民の家(中世農民の家
江戸時代初めの農民の家
江戸時代中後期の農民の家
農民の家の特質)
第3章 町人の家(町人と町屋
江戸時代前の町屋
江戸時代の町屋
町屋の特質)
第4章 隠者の家(隠者について
芭蕉の庵と暮らしの風景
良寛の庵と暮らしの風景)
商品詳細
- 出版社名
- 水曜社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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