韓石泉回想録 医師のみた台湾近現代史
発売日:2017年10月
- ISBN
- 978-4-86333-132-7
- 著者情報
- 韓 石泉(カン セキセン)
1897‐1963。台湾台南市生まれ。台湾総督府医学校を経て1935年に熊本医科大学に留学、1940年に医学博士。1928年3月に台南市内で韓内科医院を設立、生涯、医師として勤めた。日本統治期、台湾人による政治社会運動に参加し、1923年に治警事件で逮捕され、のちに無罪放免となる。戦後、第一期台湾省参議員、台南市私立光華女子中学校長および理事長、中華民国赤十字社台南市支会長、台南市医師公会理事長などを歴任
韓 良俊(カン リョウシュン)
1936年熊本市生まれ、韓石泉の四男。台湾大学医学部歯学科卒業後、日本大学大学院歯学研究科に留学。口腔外科学専攻、歯学博士。東京医科歯科大学歯学部第一口腔外科医員。1972年帰国後は台湾大学医学部歯学科主任教授、台湾大学付属病院歯科部主任、台湾衛生福利部口腔医学委員会第一〜四期主任委員を歴任。現在は台湾大学名誉教授。台湾民衆のビンロウ嗜好による疾患、口腔ガンの予防に長年貢献し、「医療奉仕功労賞」「台湾大学教員社会貢献賞」「健康促進貢献賞」「一等衛生福利専業賞」などを受賞
杉本 公子(スギモト キミコ)
法政大学非常勤講師。米国スタンフォード大学大学院東アジア研究科修士。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。専門分野は米中関係史
洪 郁如(コウ イクジョ)
一橋大学大学院社会学研究科教授。東京大学大学院総合文化研究科学術博士。専門分野は台湾近現代社会史
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商品説明
政治、医療、家族、信仰、人生―次世代に残す歴史の証言。日本の台湾領有初期の台南に生まれ、1920〜60年代に台湾の政壇と医学界で活躍した知識人・韓石泉。開明的な考えをもって行動したその事績を、後代の注釈とともに編訳する。
次世代に残す歴史の証言──政治、医療、家族、信仰、人生
韓石泉(かん・せきせん 1897-1963)は1920〜60年代に台湾の政壇と医学界で活躍した知識人。
日本の台湾領有から二年後の台南に生まれ、漢学と日本教育をともに受けて育つ。
医学を志し、台湾総督府医学校を経て、熊本医科大学で博士号を取得。台南で韓内科医院を開業。
日本統治期には政治社会運動に参加し治警事件で逮捕(判決は無罪)、戦後は第一期台湾省参議員として二・二八事件の台南における平和的解決に尽力するなど、台湾近現代史の主要事件の渦中に身を置いた。
本書は、韓氏の自叙伝『六十回憶』初版(1956年)に、韓良俊が詳細な注釈を施した第三版(2009年)を編集・訳出したもの。
開明的な考えをもって行動した著者により、政治的に敏感な時代に克明に書き残された回想録は、貴重な歴史の証言である。
この回想録は、稀にみる台湾の戦後初期の自伝で、先生がご自身と向き合いながら身を立てていく記録であるだけでなく、六十年間の重要な史料でもあります。 ────胡適
目次
1 六十回憶―韓石泉医師自伝(誕生と少年時代
台湾総督府医学校
医者になりたてのころと台南医院時代
恋愛史 ほか)
2 韓石泉を語る(韓石泉先生と私(黄朝琴)
十室の邑、必ず忠信ある者あらん(鄭震宇)
医師の鑑―韓石泉先生(侯全成)
人生の奮闘記(林占鰲) ほか)
商品詳細
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- あるむ
- 対象年齢
- 一般
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- 単行本
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