劇場
発売日:2017年9月
- ページ数
- 326p
- ISBN
- 978-4-560-07215-8
- 著者情報
- ブルガーコフ,ミハイル(ブルガーコフ,ミハイル)(Булгаков,Михаил)
1891‐1940。ウクライナのキエフで生まれる。キエフ大学医学部を卒業、開業医となるが、ロシア革命の動乱のなか、モスクワで文学活動を開始。1925年、長篇『白衛軍』を雑誌発表、短篇集『悪魔物語』を刊行するが、反革命的との批判を受け、戯曲『トゥルビン家の日々』(1926初演)の成功で劇作に活路を求めるも当局による上演中止が相次ぐ。失意の中、発表の当てのないまま『巨匠とマルガリータ』『劇場』等の作品を書き続け1940年に病死
水野 忠夫(ミズノ タダオ)
ロシア文学者。1937年、中国吉林市に生まれる。早稲田大学文学部露文科卒業。早稲田大学文学部名誉教授。2009年死去
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商品説明
『船舶通信』のしがない記者兼校正係マクスードフは、昼は新聞の仕事をしながら、夜は小説を書き続けていた。文芸誌に掲載が決まり、作家の仲間入りを果たしたマクスードフだったが、それが苦難の始まりだった。編集者は発売前の雑誌と共に姿を消し、“独立劇場”の依頼で戯曲を執筆するも、様々な障害によって上演はひたすら先延ばしされる。劇場の複雑な機構に翻弄されながらもその虜となっていく作家の悲喜劇を、自身の体験に基づき戯画的に描いた未完の傑作。
甦るブルガーコフ最後の傑作
『船舶通信』のしがない記者兼校正係マクスードフは、昼は新聞の仕事をしながら、夜は小説を書き続けていた。ある夜、突然部屋を訪れた著名な編集者ルドルフィによって文芸誌に掲載が決まり、作家の仲間入りを果たしたマクスードフだったが、それが苦難の始まりだった。ルドルフィは発売前の雑誌と共に姿を消し、〈独立劇場〉の依頼で自作を戯曲化するも、演出家の介入や劇場内の対立など、様々な障害によって上演は先延ばしされる。劇場の複雑な機構に翻弄されながらもその虜となっていく作家の悲喜劇を戯画的に描いたこの作品は、スターリン体制下のロシアで反革命的との批判を浴び、劇作に活路を見出すも上演中止が相次ぎ、困難な状況に陥ったブルガーコフ自身の体験に基づいている。発表の当てもないまま書き続けられ、没後16年に初めて出版されて劇的な復活を果たした未完の傑作。
商品詳細
- シリーズ名
- 白水uブックス 215 海外小説永遠の本棚
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
- 原題
- 原タイトル:ТЕАТРАЛЬНЫЙ РОМАН
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