ある狂女の話 エッセイ集

福井隆子/著

発売日:2017年9月

  • ある狂女の話 エッセイ集
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ISBN
978-4-7814-0986-3
著者情報
福井 隆子(フクイ タカコ)
昭和15年北海道生まれ。昭和37年日本女子大学文学部卒業。昭和52年「沖」入会、能村登四郎・林翔に師事。昭和53年素文会(「馬酔木」「沖」有志の文章会)入会、林翔の指導を受ける。昭和62年「対岸」創刊入会、今瀬剛一に師事。現在、「対岸」同人・俳人協会評議員・日本文藝家協会会員・NHK学園俳句講座講師

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商品説明

幼少期を戦時下で過ごした俳人・福井隆子の珠玉のエッセイ集。戦争、父母のこと、祖母、兄弟、家族のことを情愛を籠めた丹念な筆致で綴る。そこには、昭和という時代への懐かしさとその痕跡が確かにある。後半に収録された評論も力強い。

◆珠玉のエッセイ集
幼少期を戦時下で過ごした俳人・福井隆子の珠玉のエッセイ集。
戦争、父母のこと、祖母、兄弟、家族のことを情愛を籠めた丹念な筆致で綴る。
そこには、昭和という時代への懐かしさとその痕跡が確かにある。
後半に収録された評論も力強い。

◆収録作品より
狂女は人形を抱いていた。黒い髪のふさふさとした人形のその白い固い頬に乳房をすり寄せていた。ふいに狂女は振り向いた。微笑んでいるように見えた。その目は緑色だった。そしてきらきらと揺れていた。私は弟の手を取ると一目散に駆けだした。駆けながら涙が溢れ、何時か泣きじゃくっていた。弟はその小さな手を私の背中に回して黙って歩いた。
「ある狂女の話」

目次

1(ある狂女の話
人形の髪
雛の便り ほか)
2(市松人形
養母、その死
ばしょうさんの本―私の芭蕉体験 ほか)
3(句集『春星』を読んで―平野貴おそるべし
道のべの木槿
「第二芸術論と人間探求派」試論 ほか)

商品詳細

出版社名
ふらんす堂
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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