死体展覧会
発売日:2017年10月
- ISBN
- 978-4-560-09053-4
- 著者情報
- ブラーシム,ハサン(ブラーシム,ハサン)(Blasim,Hassan)
1973年、バグダッドに生まれる。少年時代をクルド人地域キルクークで過ごし、その後バグダッドで映像作家となる。政府から圧力を受け、2000年に出国。2004年フィンランドに渡り、2016年に市民権を得る。新天地で映像作品を制作する傍ら、アラビア語での創作を続ける。2008年に英国で刊行されたアンソロジーに英訳が1つ掲載されたことをきっかけに、翌年、短篇集『自由広場の狂人』が英国で出版され、PENが主催する翻訳文学賞を受賞。2014年には第2短篇集『イラク人キリスト』が、英国インディペンデント紙外国文学賞をアラビア語作家として初めて受賞する。英訳版が高い評価を得る一方でアラビア語での刊行は難航を極め、検閲版が2012年にレバノンで出版されるも、ヨルダンでは発禁処分となる
藤井 光(フジイ ヒカル)
1980年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。同志社大学文学部英文学科准教授。主要訳書A・ドーア『すべての見えない光』(第三回日本翻訳大賞受賞)(新潮社)
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
現実か、悪夢か。現実性と非現実性が交錯する14の物語。イラクにはびこる不条理な暴力を、亡命イラク人作家が冷徹かつ幻想的に描き出す。現代アラブ文学の新鋭が放つ鮮烈な短篇集。PEN翻訳文学賞、英国インディペンデント紙外国文学賞受賞。既刊2冊から14篇を選んでアメリカで出版された英訳版からの翻訳。
現代アラブ文学の新鋭が放つ鮮烈な短篇集
アラビア語版がヨルダンで直ちに発禁処分を受け、ペンギン社から刊行された英訳版がPEN翻訳文学賞を受賞した、イラク出身の鬼才による14の短篇集。
「死体展覧会」:人を殺し、その死体をいかに芸術的に展示するかを追求する謎の集団。その幹部である「彼」は、新入りエージェントの「私」に心得を説く。「我々は狂信的なイスラーム集団ではないし、非道な政府の手先でもない」。そして「彼」は、“陳腐な人道的感情”に感染したあるエージェントの末路を語りだす……。
「アラビアン・ナイフ」:僕たちは「ナイフの術」で結びついた仲間だ。4人は目の前のナイフを忽然と消すことができ、ただひとり僕の妻だけが消えたナイフを取り戻すことができる。ナイフはこの国を覆う残虐さの象徴なのか? 謎はいっこうに解けぬまま月日は流れ、ある日、消息不明になっていた仲間の最期を知る男が訪ねてくる……。
独特の奇想が悪夢のように展開し、どれも忘れがたい幕切れを迎える。イラク戦争をめぐる文学において、米国の作家とはまったく異質な感性が登場したと高く評価され、20以上の言語に翻訳されている。作家は1973年バグダッド生まれ、現在はフィンランド在住。
(「近刊情報」より)
商品詳細
- シリーズ名
- エクス・リブリス
- 出版社名
- 白水社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:THE CORPSE EXHIBITION
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。