全体主義の起原 2「新版」「帝国主義」
発売日:2017年8月
- 巻の著者
- 大島通義/訳 大島かおり/訳
- 巻の書名
- 帝国主義
- 版数
- 新版
- ISBN
- 978-4-622-08626-0
- 著者情報
- アーレント,ハンナ(アーレント,ハンナ)(Arendt,Hannah)
1906‐1975。ドイツのハノーファー近郊リンデンでユダヤ系の家庭に生まれる。マールブルク大学でハイデガーとブルトマンに、ハイデルベルク大学でヤスパースに、フライブルク大学でフッサールに学ぶ。1928年、ヤスパースのもとで「アウグスティヌスの愛の概念」によって学位取得。ナチ政権成立後(1933)パリに亡命し、亡命ユダヤ人救出活動に従事する。1941年、アメリカに亡命。1951年、市民権取得、その後、バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の教授・客員教授などを歴任、1967年、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授に任命される
大島 通義(オオシマ ミチヨシ)
1929年に生まれる。1952年慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学名誉教授
大島 かおり(オオシマ カオリ)
1931年に生まれる。東京女子大学文学部卒業
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
“本書が語るのは国民国家崩壊の物語である”。民族主義の台頭、資本家とモッブの同盟、難民と無国籍者の出現、人権の終焉…全体主義に連なる帝国主義とは。
〈警察を最高の国家権力にまでのし上がらせた全体主義政権は、個人の犯した罪とは無関係に最初からグループとして法の埒外に立たされた大集団に対する支配を基礎として警察権力を強化することに、当然ながら明白に利益を見出していた。ナチ・ドイツではニュルンベルク法が帝国市民(完全な市民)と国籍所有者(政治的権利のない第二級の市民)との区別を設けたが、これによってついにはすべての「異種血統の」国籍所有者が命令により国籍を剥奪される道が均(なら)されたのである。…他方、非全体主義諸国における無国籍者グループの増大は、警察によって組織される無法状態の一つの形式を発展させた。この無法性は世にも平和な方法で自由諸国を全体主義国に似たものに変えてしまった…
こうして人々は特に次の点を看過してしまった。すなわちユダヤ人問題のヒトラー流の解決――まずドイツ・ユダヤ人をドイツにおける非公認の少数民族の地位に追い込み、次には無国籍者にして国境から追放し、最後にはふたたびひとり残さず寄せ集めて絶滅収容所に送り込んだ――は少数民族問題と無国籍者問題のすべてを現実に「処理」し得る方法を全世界に向かってこの上なく明確に示したということである〉
国民国家の崩壊、民族主義の台頭、資本家とモッブの同盟、難民の出現… 第一次大戦に連なり、全体主義の素地をつくった帝国主義とは?
目次
第5章 ブルジョワジーの政治的解放(膨脹と国民国家
ブルジョワジーの政治的世界観
資本とモッブの同盟)
第6章 帝国主義時代以前における人種思想の発展(貴族の「人種」対市民の「ネイション」
国民解放の代替物としての種族的一体感
ゴビノー
「イギリス人の権利」と人権との抗争)
第7章 人権と官僚制(暗黒大陸の幻影世界
黄金と血
帝国主義的伝説と帝国主義的性格)
第8章 大陸帝国主義と汎民族運動(種族的ナショナリズム
官僚制―専制の遺産
政党と運動)
第9章 国民国家の没落と人権の終焉(少数民族と無国籍の人々
人種のアポリア)
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Elemente und Ursprunge totaler Herrschaft 原タイトル:THE ORIGINS OF TOTALITARIANISMの?
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。