"アメリカを動かす『ホワイト・ワーキング・クラス』という人々 世界に吹き荒れるポピュリズムを支える""真・中間層""の実体"

  • "アメリカを動かす『ホワイト・ワーキング・クラス』という人々 世界に吹き荒れるポピュリズムを支える""真・中間層""の実体"
  • "アメリカを動かす『ホワイト・ワーキング・クラス』という人々 世界に吹き荒れるポピュリズムを支える""真・中間層""の実体"
ISBN
978-4-08-786090-0
著者情報
ウィリアムズ,ジョーン・C.(ウィリアムズ,ジョーンC.)(Williams,Joan C.)
カリフォルニア大学ヘイスティングズ校法科大学院労働生活法センター初代所長。過去四半世紀にわたり女性の地位向上に関する議論において中心的な役割を果たし、ニューヨーク・タイムズ・マガジンでこの分野における「ロックスター的存在」と紹介された

山田 美明(ヤマダ ヨシアキ)
英語・フランス語翻訳家。東京外国語大学英米語学科中退

井上 大剛(イノウエ ヒロタカ)
大正大学、国際基督教大学教養学部卒。翻訳会社勤務を経て、現在フリーランスの翻訳家として活動中

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商品説明

二〇一六年、一一月、米大統領選挙で、ドナルド・トランプが勝利し、世界に衝撃を与えた。トランプ大統領誕生の原動力となったのは、ホワイト・ワーキング・クラス。かつてアメリカの製造業を支えたブルーワーカーで、一つの企業で真面目に勤め上げ、家族を養うことを美徳としてきた人々が、時代の流れとともに居場所を失い、政府やメディアなどのエリート層からは軽んじられて大きな怒りと失望を抱えている。トランプの政権運営が迷走する今も、揺らぐことがない彼らの怒りはポピュリズムという形で世界に広がりつつある。

トランプ政権誕生の原動力となった白人の労働者層の怒りと絶望、エリートへの恨み。
アメリカ社会に限らず、現在、世界に広がるポピュリズムと深刻化する格差問題の根本に切り込む。
(「近刊情報」より)

●ハーバード・ビジネス・レビューで最多アクセスを達成した話題の記事が本になった。

家族のため、国の繁栄のために、コツコツと働いてきたのに……。仕事もプライドも奪われた“中流階級"の人々の怒りは、既成の政治を脈々とこなす政治家とメディアに向かった。
世界中に広がるポピュリズムの原動力の一つといえる、ワーキング・クラス(労働者階級)の怒りは、決してアメリカだけの問題ではない!

2016年11月、米大統領選のトランプ勝利は、全世界に、何よりアメリカ自身に衝撃を与えた。嘲笑の対象だったはずのトランプが現実に大統領になる。信じがたい当選劇を支えたのが、ホワイト・ワーキング・クラス(白人労働者層)だ。彼らは、かつて、アメリカの製造業の発展を支え、大企業の工場で日々真面目に働き、家族を養ってきた。彼らにとって大切なのは、家族、地元の友人たちとのつきあいで、仕事のために地元を離れることは考えられない。汗水たらして働くわけではなく、あれこれと指示だけをだす大卒のエリートたちには我慢がならない。自分たちの税金で補助金を得ている貧困層も憎んでいる。いっぽうで、自分の腕で財を築いたトランプを始めとする富裕層のことは決してやっかんではおらず、アメリカン・ドリームの実現者として敬意を抱いているのだ。

エリートとワーキング・クラスの溝は、製造業の衰退でワーキング・クラスが職を失い始めるとますます深くなり、誰からも尊重されず、見捨てられたままだと悲観してきたワーキング・クラスはついに政治を動かすに至った。彼らの怒り、誇り、求めているものはいったい何なのか。

目次

なぜ、階級の話をするのか?
ワーキング・クラスとは、どんな人々なのか?
なぜ、ワーキング・クラスは貧困層に反感を抱くのか?
なぜ、ワーキング・クラスは専門職に反感を抱き、富裕層を高く評価するのか?
なぜ、ワーキング・クラスは仕事がある場所に引っ越さないのか?
なぜ、ワーキング・クラスは大学に行こうとしないのか?
なぜ、ワーキング・クラスは子供の教育に熱心に取り組まないのか?
ワーキング・クラスは人種差別者なのか?
ワーキング・クラスは性差別者なのか?
ワーキング・クラスは製造業の仕事が戻ってこないことを理解していないのか?
なぜ、ワーキング・クラスの男性は「ピンクカラー」の仕事に就こうとしないのか?
なぜ、国からもっとも恩恵を受けているはずの人たちが、感謝しないのか?
リベラル派はこれまでの重要な価値観や支持者を捨てることなく、ワーキング・クラスを受け入れることができるのか?
なぜ、民主党は共和党に比べて、ワーキング・クラスの扱いが下手なのか?

商品詳細

出版社名
集英社
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:WHITE WORKING CLASS

注意事項

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