X線・光・中性子散乱の原理と応用
発売日:2017年8月
- ISBN
- 978-4-06-154397-3
- 著者情報
- 橋本 竹治(ハシモト タケジ)
Ph.D(マサチューセッツ大学)。1942年生。1965年京都大学工学部高分子化学科卒業、1967年京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻修士課程修了、1970年マサチューセッツ大学大学院高分子科学・工学研究科博士課程修了。その後、マサチューセッツ大学博士研究員、京都大学助手、同助教授を経て、1994年より京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻教授。現在は京都大学名誉教授および台湾国立成功大学客員教授。元日本原子力研究開発機構客員研究員ならびに元台湾国立清華大学栄誉講座教授
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商品説明
X線、中性子、光の弾性散乱に関する理論を量子力学や電磁気学の基礎から解説。構造モデル式を正しく構築するために必携の1冊。
本書のメインテーマは「X線・光・中性子の弾性散乱現象」を利用したソフトマター物質の内部構造の解析である。X線・光・中性子の弾性散乱現象の物理とその基礎を示し,実際の応用例について幅広く解説した,散乱研究の第一人者による待望の書である。
「第I部 基礎編」では,X線・光・中性子の弾性散乱における共通部分,相違部分の総合的解説を行った。
「第II部 X線・中性子散乱」では,X線(光子)の自由電子による散乱および中性子(物質波)の原子核による散乱について論じた。これらの散乱は,いずれも「光学的に」等方的な散乱である。
「第III部 光散乱」では,光の束縛電子による散乱について解説した。光散乱は,「光学的に」異方的な散乱(偏光解消成分)と等方的な散乱(偏光成分)からなる。
本書では散乱ベクトルとは何か,散乱強度分布からどのようにして内部構造が解析できるのか,といった基本的な事柄から懇切ていねいに解説した。各章末にあるノートでは式の導出などについてもわかりやすく示した。また,本文に掲載できなかった章,節,項またはその一部は付録としてweb上に公開した.
散乱法は,物理学,化学,生物学,材料科学・工学などのさまざまな科学分野,およびこれらの学際分野での物質の構造探究に用いられており,現在もさまざまな対象に広がりを見せている。本書を読んで,散乱法による構造解析を正しく行うと同時に,メゾスケールでの構造研究へと展開していっていただきたい。
(「近刊情報」より)
目次
第1部 基礎編(X線・可視光・中性子の散乱機構の比較
散乱波の干渉とBorn近似:波動力学に基づく散乱の記述
X線・可視光の散乱 ほか)
第2部 X線・中性子散乱(等方性散乱)(孤立粒子の散乱
ゆらぎと散乱:散乱の統計理論と散乱体の統計的評価
粒子間干渉効果(その1:液体) ほか)
第3部 光散乱(固体・凝集体からの光散乱
実験装置および方法
ゆらぎによる光散乱 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 講談社
- フォーマット
- 単行本
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