献灯使
発売日:2017年8月
- ページ数
- 268p
- ISBN
- 978-4-06-293728-3
- 著者情報
- 多和田 葉子(タワダ ヨウコ)
1960年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ハンブルグ大学修士課程修了。チューリヒ大学博士課程修了。ベルリン在住。’91年「かかとを失くして」で群像新人文学賞を受賞。’93年「犬婿入り」で芥川賞を受賞。ドイツ語での文学活動に対し、’96年シャミッソー文学賞、2005年ゲーテ・メダル、’16年クライスト賞を授与される。’00年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花賞、’02年『球形時間』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、’03年『容疑者の夜行列車』で伊藤整文学賞、谷崎潤一郎賞、’11年『尼僧とキューピッドの弓』で紫式部文学賞、『雪の練習生』で野間文芸賞、’13年『雲をつかむ話』で読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞
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商品説明
2018年 全米図書賞(翻訳文学部門)受賞
鎖国を続けるいつかの「日本」。
ここでは老人は百歳を過ぎても健康で、子供たちは学校まで歩く体力もない--
新しい世代に託された希望とは果たして?!
大災厄に見舞われた後、外来語も自動車もインターネットも無くなった鎖国状態の日本で、
死を奪われた世代の老人義郎には、体が弱く美しい曾孫、無名をめぐる心配事が尽きない。
やがて少年となった無名は「献灯使」として海外へ旅立つ運命に……。
圧倒的な言葉の力で夢幻能のように描かれる’’超現実”の日本。
人間中心主義や進化の意味を問う、未曾有の傑作近未来小説。
大きな反響を呼んだ表題作など、震災後文学の頂点とも言える全5編を収録。
大災厄に見舞われ、原発事故後のいつかの「日本」を描いたデストピア文学の傑作!未曾有の“超現実”近未来小説集。
(「近刊情報」より)
目次
「献灯使」
「韋駄天どこまでも」
「不死の島」
「彼岸」
「動物たちのバベル」
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社文庫 た74-4
- 出版社名
- 講談社
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- 著者コメント
- 執筆中は読者のことを考えている余裕のなかったわたしですが、こうして本ができあがってみると、それを読んでくれるあなたのことがとても気になります。
あなたの思い描く日本列島の未来もこんな風なのでしょうか。それとも全く違ったものなのでしょうか。
この本を読んでみてから、腕を組んで(あるいは寝ころがって)じっくり考えてみてください。 - フォーマット
- 文庫
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