ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし
発売日:2017年8月
- ISBN
- 978-4-89013-983-5
- 著者情報
- キラカ,ジョン(キラカ,ジョン)(Kilaka,John)
1966年タンザニアの南西部スンバワンガに生まれる。1987年タンザニアの大都市ダルエスサラームに移り、1990年にはヴィレッジ・ミュージアムでティンガティンガ派の画家ピーター・マーティン・チャウガンガから絵を学び、独自の画風を確立。その後タンザニアの村々をまわって昔話を集め、タンザニア、ドイツ、スイスなどでストーリーテリングを行い、3冊の絵本を出版。初の絵本は『チンパンジーとさかなどろぼう』(岩波書店)、『いちばんのなかよし』(アートン)は2005年ボローニャ国際児童図書展ニューホライズン部門ラガッツィ賞受賞
さくま ゆみこ(サクマ ユミコ)
編集者、青山学院女子短期大学子ども学科教授などを経て、現在はフリーの翻訳家。日本国際児童図書評議会(JBBY)会長。アフリカ子どもの本プロジェクトの代表として、アフリカの子どもに本を届ける活動や、アフリカの文化や子どものことを日本の子どもに伝える活動もしている
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商品説明
むかしむかし、日照りで食べ物がなくなってしまった土地に、たわわに実のなる大きな木がありました。おなかがぺこぺこの動物たちは、かしこいカメに、どうやったら実が食べられるか、聞きにいくことにしました。小さなノウサギが名のりでると、「大きい動物にまかせなさい」とみんなに言われ、ゾウとスイギュウが出かけるのですが…。タンザニアで語りつがれてきたゆかいなむかしばなし。
木の名前をとなえると、おいしい実が落ちてくる。ティンガティンガ派に学び、独自の画風を確立した作者によるタンザニアの昔話絵本
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
「音」がこの絵本の魅力の一つかもしれません。「ントゥングル・メンゲニェ」。日本語にはない「ン」から始まるその不思議な響きに、我が子はすっかり心を奪われ、何度も口に出して楽しんでいました。遠いタンザニアの言葉の響きが、一瞬で物語の世界への扉を開けてくれたのです。その扉の向こうに広がるのは、作者ジョン・キラカ氏がティンガティンガ・アートを礎に描く、躍動感あふれる世界です。鮮やかな色彩とユーモラスな動物たちの表情が、耳に残る言葉のリズムと一体となって、私たちの五感を豊かに刺激します。作者が村の語り部から聞き集めたという素朴な民話が、なぜこれほどまでに生き生きと感じられるのか。それは、文字情報だけでなく、異文化の音や色彩といった、身体で感じる要素が豊かに詰まっているからでしょう。まるで作者本人が、私たちの隣で語り聞かせをしてくれているかのようです。絵本という静的なメディアを通して、ダイナミックな口承文芸の楽しさを見事に伝えてくれる。そんな稀有な一冊でした。(マドレーヌさんさん 30代・兵庫県 男の子8歳)
商品詳細
- 出版社名
- 西村書店東京出版編集部
- 対象年齢
- 幼児 小学12年生
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Der wunderbare Baum(重訳)
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