オレがマリオ
発売日:2017年8月
- ページ数
- 169p
- ISBN
- 978-4-16-790915-4
- 著者情報
- 俵 万智(タワラ マチ)
1962年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年刊行の歌集『サラダ記念日』で翌年、第32回現代歌人協会賞を受賞。以降、幅広い執筆活動を行い、96年より読売歌壇の選者を務める。歌集の他、小説に、エッセイなど。2004年、『愛する源氏物語』で第14回紫式部文学賞、06年、『プーさんの鼻』で第11回若山牧水賞を受賞
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商品説明
“ゆきずりの人に貰いしゆでたまご子よ忘れるなそのゆでたまご”。震災から五日後、息子の手を引き西へ向かい、そのまま石垣島に住むことになる親子。豊かな自然、地域の人との触れ合いは、様々な変化をもたらした。“「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ”。新しい光に満ちた第五歌集。
新しい光に満ちた第五歌集。
「電信柱抜けそうなほど揺れていた」震度7とはそういうことか
空腹を訴える子と手をつなぐ百円あれどおにぎりあらず
子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え
東日本大震災発生当時、東京にいた著者が仙台の家に帰れたのは、4日後だった。余震と原発事故が落ち着くまでと思い、翌朝息子の手をひいて、西へ向かう。
醤油さし買おうと思うこの部屋にもう少し長く住む予感して
第三者的には「軟禁」とも言える車を持たぬ離島の暮らし
「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ
紆余曲折ののち、沖縄の石垣島に住むことになった親子。豊かな自然、地域の人々との密な触れ合いは、様々な変化をもたらした。
愛、発見、出会い――。かけがえのない石垣島の日々から生まれた第五歌集。
解説・松村由利子(歌人)
(「近刊情報」より)
目次
1(ゆでたまご
島に来て
オレがマリオ
モズクの森
海上の鳥
見せたい虹
弓張り月
風と遊ぶ
パパイヤの種)
2(蝉のいた夏
東京タワー
さざやかな風
夢の木の実
百合の食卓
愛よりも
叔父叔父
監視カメラ
星のクイズ)
商品詳細
- シリーズ名
- 文春文庫 た31-9
- 出版社名
- 文藝春秋
- サイズ
- 16cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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