マネー・トラップ 金融危機が繰り返される要因の分析と新通貨秩序の提案
発売日:2017年6月
- ISBN
- 978-4-907600-47-1
- 著者情報
- プリングル,ロバート(プリングル,ロバート)(Pringle,Robert)
雑誌Central Bankingの創始者で、その会長である。金融評論家、経済記事編集者、そして企業家である。国際金融および資本市場の動向や国際通貨問題の報道・分析に専門的に取り組んできた。The Economist,The Banker(編集者)、グループ・オブ・サーティ(初代の理事長を務めた著名なシンクタンク)、国連大学世界開発経済研究所(WIDER)などの組織において上級職に就いてきた。また、一流の商業銀行や政府向けに、経済政策問題に関してコンサルタントとして仕事をしてきた
田村 勝省(タムラ カツヨシ)
東京外国語大学および東京都立大学卒業。旧東京銀行および関東学園大学教授を経て翻訳家
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商品説明
経済成長を回復し、世界金融危機が残した問題を解決することへ向けた各国の政府や中央銀行の努力は、なぜこれほど限定的な成功しか達成していないのか? なぜ市場は規則的に恐怖や不確実性によって麻痺させられているのか? このような問について、著者は、金融の歴史、これまでに行われてき対応、そして新たに提案されている政策を広い範囲にわたって分析しています。 本書で著者は、政府が2007-12年の波状的な危機と不況の根本的な原因の理解に失敗した理由を検討し、そして、失敗した理由は、弾力的な信用供給・機能不全に陥っている銀行システム・未改革の国際通貨制度の相互作用のなかにあると主張しています。 歴史的にみると、先進国は安定的な通貨を伴う、システミックな銀行危機のない、そして銀行監督は最低限であった、長期にわたる経済成長を享受していました。本書で示されているように、われわれはこの歴史的経験と偉大な経済学者の教えから学ぶことができ、それは明確な結論を指し示しています。そして、銀行業と国際通貨の両方について抜本的な改革が必要であり、そのような改革の主眼は信頼できる国際通貨基準の再確立でなければなりません。 本書は現在の政策指向型の議論からの主要な要素を取りまとめており、読者には最近の事件や潜在的な解決策に関して、統合的な指針と分析を提供しています。 日本語版では、初版が出版されて以降の情勢の分析と初版の主張に対する批判の回答を記載した「ペーパーバック版序文」に加えて、2017 年になって著者が新たに書き下ろした「日本語版序文」を収録しています。
目次
1 罠に陥る(危険地帯へ
プレーヤーにはなぜ新しい規則が必要か
通貨制度はどのようにして生まれたか
アンカーを欠いた世界通貨)
2 脱出を模索する(各国の政策を改善する
ユーロ圏のための解決策
国際通貨)
3 四つの重要な問題(あの世界的不均衡
準備通貨の過剰
銀行を安全にすることができるか?
市場・国家・バブル)
4 世界金融の力(一〇〇年間にわたる通貨制度
基準の選択
新通貨秩序への跳躍
世界的な金融システムの出現)
商品詳細
- 出版社名
- 一灯舎
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:The Money Trap
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