散歩本を散歩する
発売日:2017年6月
- ISBN
- 978-4-330-79017-6
- 著者情報
- 池内 紀(イケウチ オサム)
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者・エッセイスト。主な著書に『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『恩地孝四郎一つの伝記』(読売文学賞)など、訳書に『カフカ小説全集』(日本翻訳文化賞)、『ファウスト』(毎日出版文化賞)など
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商品説明
古今東西の「散歩本」の舞台を無類の散歩好き・東京好きの著者が歩いた、45冊のイラスト付き町案内。
四年ちかくにわたる月一度の散歩の記録である。ふだんはひとり散歩だが、月一度にはお伴がいた。
いや、こちらがお伴で、ご主人さまについて歩いた。幸田露伴、その娘の文、永井荷風、井伏鱒二、内田
百間……。なんとスゴイ人たちではないか。三遊亭圓生、小沢昭一、安藤鶴夫、滝田ゆう、江國滋……。
甘いも酸いもかみわけたアッパレな大人たちだ。種村季弘、坂崎重盛、川本三郎、平松洋子……。三年
会わなくても、会ったとたんにいつもどおりになる。
その人とともに、その人たちの歩いたところが散歩になった。(中略)お伴をしたおかげで、まるきり
気づかなった世界と生きた関係ができたような気がする。
目次
I 水の都 東京
川辺の酒問屋街 幸田 文『ふるさと隅田川』
モヤにけむる夢の浮橋 鈴木理生『江戸の橋』
川底に村が眠る大河 竹内正浩『カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩』
“昭和広重”の鳥瞰図 村松 昭『多摩川散策絵図』
いつの時代も娯楽の水辺 陣内秀信+法政大学陣内研究室『水の都市 江戸・東京』
ほか
II 江戸の面影
TOKYOワンダーランド 江戸いろは会『「江戸」を歩く』
「目黒白金図」を歩く 池波正太郎『江戸切絵図散歩』
ある噺家の思い出の江戸 三遊亭圓生『江戸散歩 上・下』
花見の名所のいま・むかし 江國 滋『絵本・落語風土記』
絵図を手引きに中山道へ 今井金吾『新装版 今昔中山道独案内』
ほか
コラム 日本のまち並みに思うこと
III 明治、大正、昭和をたどる
神社の裏手の坂道 永井荷風『日和下駄 一名 東京散策記』
善福寺川の二人 井伏鱒二『荻窪風土記』
ふだんどおりの怪異 内田百間「東京日記」
山の手のお屋敷町の記憶 新井 巌『番町?町「幻の文人町」を歩く』
ボクの(ワタシの)桃源郷 新潮社 編/東京国立博物館 監修『こんなに面白い東京国立博物館』
ほか
IV 東京生まれの東京育ち
歌舞伎とSFの幻影風景 木村荘八『新編 東京繁昌記』
隠者がつくった浅草絵図 荒俣 宏『大都会隠居術』
パリのブルヴァール歩き 滝田ゆう『下駄の向くまま 新東京百景』
裸女像のミステリー 小沢信男『東京の人に送る恋文』
酉の市へ裏道散歩 小沢昭一『ぼくの浅草案内』
ほか
V 小さな旅
東京の西の端をさまよう つげ義春『新版 貧困旅行記』
町に残る“パリー”の時代 若菜晃子『徒歩旅行』
シャトーに見る夢のあと 財団法人日本ナショナルトラスト 監修『日本近代化遺産を歩く』
日本版ソングラインをゆく 今尾恵介『鉄道唱歌と地図でたどる あの駅この街』
スイス青年の「わが町」 ニコラ・ブーヴィエ『ブーヴィエの世界』
ほか
VI 味な散歩
いとしい食べ物の由来 菊地武顕『あのメニューが生まれた店』
石臼組の居つく酒場 太田和彦『銀座の酒場を歩く』
地下街で「時間くぐり」 坂崎重盛『東京煮込み横丁評判記』
王さまの一日ゴホービ 『東京渋カフェ地図』
元場末のレストラン 辻 征夫「池袋 土曜の午後」
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 散歩の達人POCKET
- 出版社名
- 交通新聞社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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