至福の烙印
発売日:2017年8月
- ISBN
- 978-4-560-09052-7
- 著者情報
- メルツ,クラウス(メルツ,クラウス)(Merz,Klaus)
1945年スイス、アールガウ州アーラウ生まれ。1967年に出版した処女詩集で高い評価を得た後、次々に詩を発表。80年代後半まで教職に就き、小・中学校の教員、高等専門学校の講師などを務めるかたわら創作を続ける。1975年の短篇小説『必修トレーニング』以後、散文にも手を初め、小説のほか、詩、戯曲、児童書、絵画や写真に関するエッセイ等、多岐にわたる執筆活動を展開。1997年『ヤーコプは眠っている』でヘルマン・ヘッセ賞、2005年には『ペーター・ターラーの失踪』でスイス・シラー財団賞を受賞
松下 たえ子(マツシタ タエコ)
長野県生まれ。ベルリン自由大学文学博士号取得。成蹊大学元教授
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商品説明
スイスの片田舎に暮らす人々のささやかな日常を、詩的かつ圧縮された表現で描く。現代スイスを代表する作家による珠玉の三篇、本邦初訳。ヘルマン・ヘッセ賞、スイス・シラー財団賞受賞作を収録。
家族の物語が映し出す生の厳しさと明るさ
スイスの片田舎に暮らす一家の変わりばえしない日常を描きながら、彫琢を重ねた詩的な言葉、暗示、省略を特徴とする圧縮された表現によって、広大な文学世界へと繋がる作品を書き継いできたクラウス・メルツ。マックス・フリッシュ、フリードリヒ・デュレンマット亡きあとの現代スイス文学を代表する作家による珠玉の3篇。
「ヤーコプは眠っている 本来なら長篇小説」
1950年代後半から60年代初頭のスイスの村に暮らすある家族の日々が、50代の「私」と子供の日の「ぼく」の眼差しの往還を通して語られる。
「ペーター・ターラーの失踪 物語」
語り手がペーター・ターラーの失踪から死までの道のりを、ターラーの視点とターラーが母の死を綴った手記を交えて辿る異色作。
「アルゼンチン人 短篇小説」
同窓会に出席した語り手「私」が、レナという元同級生から彼女の祖父にまつわる話を聞く。二人が卒業した学校の教員だった祖父は、「アルゼンチン人」と呼ばれていた。レナが語り、それを「私」が語り直す「アルゼンチン人」の物語と並行して、レナと「私」の恋というもうひとつの物語が始まる。
(「近刊情報」より)
商品詳細
- シリーズ名
- エクス・リブリス
- 出版社名
- 白水社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Jakob schlaft 原タイトル:Losほか
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