山一證券の失敗 (日経ビジネス人文庫)
発売日:2017年6月
- ISBN
- 978-4-532-19821-3
- 著者情報
- 石井 茂(イシイ シゲル)
ソニーフィナンシャルホールディングス社長。1978年山一證券入社。山一證券経済研究所出向、米国留学を経て、93年本社企画室、94年会長秘書役、96年企画室部長、97年11月24日の山一破綻時には事務方として営業休止届を大蔵省に提出した。98年ソニーに転職。ソニー銀行の立ち上げに参加、2001年‐15年ソニー銀行社長
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商品説明
名門・山一證券破綻の背景には深刻な組織風土の病があった。経営企画室に勤務し、山一の最期を見届け、その後、ソニー銀行の創業経営者となった著者が、山一自主廃業までの顛末をたどり、日本企業に共通する「失敗の本質」を抉る。文庫化に伴い、「二十年目の後日談」を加筆。
本書は1998年刊行の『決断なき経営--山一はなぜ変われなかったのか』の改題、増補文庫化です。
○山一證券は、2千数百億円の含み損をペーパーカンパニーに飛ばしていることが発覚、
資金繰りに窮する中で自主廃業に追い込まれました。
しかし、債務超過ではなく、外部から資金を調達できれば存続の道もありました。
それがかなわなくなったのは、ひとえに「問題先送り体質」、
すなわち「決断なき経営」にありました。
○本書は「摩擦を避ける」「空っぽの経営中枢」「見たくないものは見ない」
「小さい情報のアンテナ」「権限・責任の曖昧さ」など、
日本的組織に共通する「失敗の本質」を、
山一社内のエピソードを紹介しながら描いていきます。
○シャープや東芝をはじめ、経営危機に陥った日本企業の事例を見ていると、
問題が生じていることは分かっているのに、現実をあえて見ない
→対応を先送りし、傷がますます拡大→窮地に追いやられ、最悪の結果になる、
というコースをたどっています。
日本型組織病ともいえる本書の指摘はまったく古びていません。
○自主廃業から20年がたった今、山一破綻をどう見るか、
山一を辞めたあと、どのような経緯でソニー銀行を立ち上げたのか、
経営の要諦とは、などを中心に加筆しています。
主体性の欠如、判断の停止、根拠なき楽観……
会社はどのように壊れていくのか?
名門・山一證券破綻の背景には深刻な組織風土の病があった。
経営企画室に勤務し、山一の最期を見届け、
その後、ソニー銀行の創業経営者となった著者が、
山一自主廃業までの顛末をたどり、
日本企業に共通する「失敗の本質」を抉ります。
文庫化に伴い、「二十年目の後日談」を追加しました。
目次
二十年目の後日談
1 九七年十一月 山一崩壊す
2 失われる求心力
3 飛ばしを生んだ市場の歪み
4 山一はなぜ追い込まれたのか
5 企業風土が会社を壊す
6 いま企業に求められるもの
商品詳細
- シリーズ名
- 日経ビジネス人文庫 い25-1
- 出版社名
- 日本経済新聞出版社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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