うつ病 回復に向けた対話
パスカル=アンリ・ケレール/著 阿部又一郎/訳 渡邊拓也/訳
発売日:2017年6月
- ISBN
- 978-4-560-51013-1
- 著者情報
- ケレール,パスカル=アンリ(ケレール,パスカルアンリ)(Keller,Pascal‐Henri)
臨床心理士、パリ精神分析協会(SPP)に所属する精神分析家。1994年に心理学博士号を取得。2002年には、ローラン・ゴリ、ピエール・フェディダらの推挙により研究指導資格を取得。2005年からポワチエ大学臨床精神病理学科の教授に任命、現在名誉教授。フランス南西部都市ボルドーやポワチエを中心に、臨床実践のみならず教育や啓発活動を続けている
阿部 又一郎(アベ ユウイチロウ)
1999年、千葉大学医学部卒業、精神科医。2008年、フランス政府給費生として渡仏して臨床研修。2011年、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科博士課程修了(医学博士)。現在、伊敷病院勤務、東京医科歯科大学、東洋大学非常勤講師
渡邊 拓也(ワタナベ タクヤ)
2012年、フランス国立社会科学高等研究院修了(Ph.D)。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(文学博士)。専門領域は社会病理学、社会史、地域社会学。現在、大谷大学文学部准教授
井原 祐子(イハラ ユウコ)
2013年、慶應義塾大学総合政策学部卒業。2014年、パリ西大学ナンテール・ラ・デファンス校人文社会科学部卒業。聖アントワーヌ病院精神科にて臨床研修。現在、東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース修士課程在籍中
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商品説明
本書はメランコリーやアケディアといった古典的概念から近代社会へ、そして現代精神医学のバイブルとなった米国DSMマニュアルへと向かう変遷について概説。フランスのみならず、英米圏での最近の知見や議論についても紹介し、この「世紀の災厄mal du si`ecle」について、経験豊富な心理臨床家の立場から考察。現代人が抱えるこの苦悩の、その先の治癒や回復を目指すための手がかりとは。
「世紀のこころの病(やま)い」
世界的にいまだ増えつづけるうつ病。WHOは、うつ病が2030年までに三大疾病のひとつとなると予測している。
本書では、メランコリーやアケディアといった古代ギリシア・中世ヨーロッパの古典的概念から近代社会へ、そして現代精神医学のバイブルとなった米国DSMマニュアルへと向かう変遷について概説する。著者は、フランスのみならず、英米圏のうつ病に関する最近の知見や議論についても紹介し、この「世紀の災厄mal du siecle」について、経験豊富な心理臨床家の立場から考察する。
今日ではコモンディジーズ(一般的な病気)となり、現代人がかかえるこの苦悩に向けた、その先の治癒や回復を目指すための手がかりとは。うつ病に悩まされているすべての人へ、フランスの心理臨床家からの公開書簡。
(「近刊情報」より)
目次
第1章 メランコリーからうつ病へ(抑うつの不変の苦痛
メランコリーと診断
うつ病診断のパラドックス
うつ病の評価尺度)
第2章 うつ病を説明する(原初の身体論的説明
現代の身体論的説明
うつ病の文化的形象
現在の科学的モデル)
第3章 うつ病とその治療的展望(身体的治療
心理的アプローチ
うつ病からの回復)
第4章 精神分析モデル(うつ病のメタ心理学
抑うつの原因
うつ病患者(主体)の倫理)
第5章 うつ病の未来、うつ病者の将来(うつ病とその未来
うつ病者とその将来
うつ病をめぐる論議)
商品詳細
- シリーズ名
- 文庫クセジュ 1013
- 出版社名
- 白水社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
- 原題
- 原タイトル:La depression
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