靴屋のタスケさん

角野栄子/作 森環/絵

発売日:2017年7月

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ISBN
978-4-03-528520-5
著者情報
角野 栄子(カドノ エイコ)
東京都下町生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2年間のブラジル滞在後、童話の制作を始める。『大どろぼうのブラブラ氏』で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞、『わたしのママはしずかさん』『ズボン船長さんの話』で路傍の石文学賞を受賞。『おだんごスープ』「アッチ・ソッチ・コッチの小さなおばけ」シリーズなどの絵本や童話から、『トンネルの森1945』(産経児童出版文化賞ニッポン放送賞)などの長編小説まで、さまざまな年齢に向けた幅広い作品を多数うみだしている

森 環(モリ タマキ)
1965年、北海道釧路市生まれ。独学で鉛筆画を描き始め、2006年より札幌周辺での個展を中心に作品を発表。2013年にボローニャ国際絵本原画展に入選し、2015年にフランスのLirabelle社より初めての絵本“Tilde `a travers bois”を出版した。同年、結婚を機に作家名を旧姓の「木村環」から「森環」に変更

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商品説明

1942年、東京。町の表通りに若い靴屋さんが越してきた。ひょろ長い体にぶあつい眼鏡をかけた靴屋のタスケさんは、いつも背中を丸めて古い靴を直している。「今は材料の革がないし、靴をあつらえるなんて贅沢は許されないしなあ。でも、こう見えても、腕はたしかなんだぞ」。小学一年生のわたしは放課後になると靴屋さんに行って、タスケさんの仕事を見るのが楽しみになった。わたしは、タスケさんのことが大好きだった。しかしまもなく戦争が激化し、タスケさんはお店を閉めて兵隊さんになるために田舎へ帰っていった。やがて、わたしはタスケさんのことを忘れていったーー。『魔女の宅急便』の作者・角野栄子が若い世代へ贈る、戦争のものがたり。
1942年、表通りに若い靴屋のタスケさんが越してきた。小学1年生のわたしは毎日放課後に、その仕事を見にいくのが楽しみだった。
(「近刊情報」より)

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
戦争が奪うもの。それはi命だけでなく平和な日常の小さな営みだ。赤い靴の話をわたしに語った時の「まだ平和な時だったな」が切なく響く。戦争のむごたらしさ、悲惨さを詳細に克明に描いている訳では決してないが、ストーリーの中から湧き出てくるような悲しさがある。角野さんが書かずにはいれれなかった作品なのだろうなあ。(はなびやさん 50代・愛知県 男の子16歳)

商品詳細

出版社名
偕成社
対象年齢
小学34年生
フォーマット
単行本

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