ピンポン
発売日:2017年6月
- ページ数
- 255p
- ISBN
- 978-4-560-09051-0
- 著者情報
- パク ミンギュ(パク ミンギュ)
1968年、韓国・蔚山生まれ。中央大学文芸創作科を卒業後、いくつかの職業を経て、2003年に『三美スーパースターズの最後のファンクラブ』でデビューし、同作品でハンギョレ文学賞、『地球英雄伝説』で文学トンネ新人作家賞をダブル受賞して話題を集める。韓国文学の最高峰、李箱文学賞をはじめ多数の文学賞も受賞し、今や韓国の代表的作家となる。『カステラ』は第一回日本翻訳大賞を受賞する
斎藤 真理子(サイトウ マリコ)
翻訳家
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商品説明
原っぱのど真ん中に卓球台があった。どういうわけか、あった。僕は毎日、中学校でいじめられている。あだ名は「釘」。いじめっ子の「チス」に殴られている様子は、まるで釘を打っているみたいに見えるからだ。スプーン曲げができる「モアイ」もいっしょにいじめられている。モアイと僕はほとんど話したことがない。僕らは原っぱの卓球台で卓球をするようになる。空から、ハレー彗星ではなく、巨大なピンポン球が下降してきた。それが原っぱに着床すると激震し、地球が巨大な卓球界になってしまう。そして、スキナー・ボックスで育成された「ネズミ」と「鳥」との試合の勝利者に、人類をインストールしたままにしておくのか、アンインストールするのか、選択権があるという…。
人類史は卓球史だ! 松田青子氏推薦!
僕は毎日、中学校でいじめられている。あだ名は「釘」。スプーン曲げができる「モアイ」もいっしょにいじめられている。僕らは原っぱのど真ん中にあった卓球台で卓球をするようになる。僕らの気持ちは軽くなる。いじめにあうってことはさ……「のけもの」じゃなくて、「なきもの」にされてるってことなんだ。みんなから? ううん、人類にだよ。僕らは卓球用品店主「セクラテン」に卓球史を伝授してもらう。卓球は戦争だったんだよ。世界はいつもジュースポイントなんだ。まだ勝負はついていないんだ、この世界は。空から、ハレー彗星ではなく、巨大なピンポン球が下降してきた。それが原っぱに着床すると大地は激震し、地球が巨大な卓球界になってしまう。そして、スキナー・ボックスで育成された「ネズミ」と「鳥」との試合の勝利者に、人類をインストールしたままにしておくのか、アンインストールするのか、選択権があるという……。
超絶独白ラリーの展開、脳内スマッシュの炸裂、変幻自在の過剰な物語。『カステラ』(第1回日本翻訳大賞受賞)で熱い支持を獲得した、韓国を代表する作家が猛打する傑作長篇! 作家自筆の挿画収録。
(「近刊情報」より)
商品詳細
- シリーズ名
- エクス・リブリス
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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