戦後日本のメディアと原子力問題 原発報道の政治社会学
発売日:2017年3月
- ISBN
- 978-4-623-07881-3
- 著者情報
- 山腰 修三(ヤマコシ シュウゾウ)
1978年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所准教授
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
原子力報道を通じて見えてくる日本社会―メディアは原子力問題をどう伝え、世論はどう受け止めたか。戦後日本社会とメディアの関係を、多彩なアプローチで読み解く。
メディア研究による「現代日本社会の批判的分析」はいかにして可能なのか。本書は、戦後から現代にいたる日本の原発問題・原子力政策を事例に、政治社会学的なメディア研究の可能性を提示するものである。原子力報道はどのように変わってきたのか。そして、日本社会はそうした報道にかいに影響を与え、あるいは影響されたのか.福島原発事故以前からこの問いに取り組んできたメンバーによる研究の成果が今。明らかになる。
目次
はじめに
第1章 原子力平和利用政策の社会的意味──正当性の境界分析の試み(烏谷昌幸)
1 平和利用と軍事利用の境界
2 境界線を支える思想
3 正当性の境界をめぐる攻防
ほか
第2章 国産原子炉と技術者の物語──原発報道におけるテクノナショナリズムとその陥穽(津田正太郎)
1 テクノナショナリズムの「過剰」と「過少」
2 日本におけるテクノナショナリズムと原子力発電
3 原発報道におけるテクノナショナリズム
ほか
第3章 メディア経験としての「原発事故」──チェルノブイリ原発事故報道の分析を中心にして(山腰修三)
1 原発事故をめぐる「危機」と「日常」
2 チェルノブイリ原発事故のメディア経験
3 「意味づけをめぐる政治」の再活性化
ほか
第4章 原発輸出政策をめぐるメディア言説の編制──外交政策・メディア・世論(三谷文栄)
1 東日本大震災と原発輸出
2 メディア言説の分析枠組み
3 原発輸出政策をめぐるメディア・フレームの分析
ほか
第5章 「原発事故避難者」の表象と地元メディアのジレンマ──〈ジャーナリズムの理念〉をどう対象化するか(新嶋良恵)
1 原発問題と地元メディア
2 コミュニティ内部の対立の「可視化」と「不可視化」
3 地元メディアによる対立の表象
ほか
第6章 3・11後の原子力政策に関する世論調査・世論調査報道──形成され構築される「現実」としての世論(山口 仁)
1 世論調査と世論調査報道が持つ「力」
2 世論の形成と世論の構築・構成
3 世論調査・世論調査報道──三・一一前後の世論調査・報道から見る原発問題
ほか
第7章 インターネットを通じて可視化する原発・放射線被曝問題に対する人びとの意識──美味しんぼ騒動を事例として(平井智尚)
1 美味しんぼ騒動への着目とその狙い
2 原発・放射線被曝問題と人びとのインターネット利用
3 原発・放射線被曝問題に対する関心の低下──人びとのインターネット利用を対象とする研究の困難さ
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 叢書現代社会のフロンティア 24
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。