近現代日本における政党支持基盤の形成と変容 「憲政常道」から「五十五年体制」へ
発売日:2017年3月
- ISBN
- 978-4-623-07906-3
- 著者情報
- 手塚 雄太(テズカ ユウタ)
1984年生まれ。2016年國學院大學大学院文学研究科史学専攻博士課程後期修了。博士(歴史学)。現在、鎌ケ谷市郷土資料館学芸員
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商品説明
本書は、昭和恐慌期から高度成長初期において、政党および政党所属の代議士が社会とどう関係を構築しようとしてきたのかについて、利益団体・後援会を中心に考察するものである。戦前から戦後にかけて、何が変わって何が存続したのか。地方の声を中央でどう反映させたのか。政党政治の崩壊から再生に至る激動の時代の政党と社会の様子を、歴史学と政治学の複眼的な視座から描き出す。
本書は、昭和恐慌期から高度成長初期において、政党および政党所属の代議士が社会とどう関係を構築しようとしてきたのかについて、利益団体・後援会を中心に考察するものである。戦前から戦後にかけて、何が変わって何が存続したのか。地方の声を中央でどう反映させたのか。政党政治の崩壊から再生に至る激動の時代の政党と社会の様子を、歴史学と政治学の復学的な視座から描き出す。
目次
凡 例
表 愛知県公文書館寄託加藤鐐五郎関係資料中の加藤日記
序 章 支持基盤からみた政党の戦前と戦後
1 政党研究の現在
2 本書の視角と課題
第I部 戦前期二大政党の模索と帰結ーー政党内閣期以降における支持拡大の試み
第一章 恐慌期における二大政党の経済政策論争??政友会の「産業五ヶ年計画」を中心に
1 政友会の「積極政策」再考
2 「合理的」積極政策
3 山本条太郎の政策構想と産業五ヶ年計画
ほか
第二章 農村利益の噴出と政友会ーー第六六議会の「爆弾動議」と「憲政常道」
1 政友会の「爆弾動議」と農村利益
2 斎藤内閣期の利益団体と政党
3 岡田内閣期の利益団体と政党ーー爆弾動議提出まで
ほか
第三章 政党内閣崩壊後の利益団体と二大政党ーー多様化する「民意」への対応
1 多様化する「民意」と二大政党
2 農村利益の噴出と二大政党
3 米穀自治管理法案をめぐる農業団体・商工団体の対立と二大政党
ほか
第II部 代議士の支持基盤からみた戦前と戦後の連続と断絶ーー加藤鐐五郎にみる関係性の変容
第四章 戦前期名古屋における個人後援会ーー支持基盤の形成と展開
1 戦前期の個人後援会
2 昭和初年における後援会の全国的分布
3 加藤の名古屋政界進出と支持基盤
ほか
第五章 戦時体制下の代議士と利益団体ーー支持基盤の維持と更新
1 戦時体制下における代議士の政治行動と支持基盤
2 陶磁器業界の概要
3 支持基盤としての陶磁器業界
ほか
第六章 公職追放された代議士の占領期と戦後ーー支持基盤の再生
1 公職追放をめぐる諸研究
2 戦前・戦時期における加藤の支持基盤
3 陶磁器商業界と加藤
ほか
第七章 戦前派代議士からみた戦後復興と高度成長ーー支持基盤の再構築と終焉
1 錯綜する政策的主張と政治的野心
2 国務大臣就任を目指してーー地方利益の媒介者として
3 支持基盤としての利益団体ー陶磁器業界の場合
ほか
終 章 「憲政常道」から「五十五年体制」へーー戦前期二大政党の模索と遺産
1 戦前・戦後の政党と政党支持基盤の変容
2 戦前期政党政治の模索と遺産
3 さらなる課題と展望
注
付表 加藤鐐五郎の選挙結果一覧
あとがき
人名・事項索引
商品詳細
- シリーズ名
- MINERVA人文・社会科学叢書 214
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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