物語論基礎と応用

橋本陽介/著

発売日:2017年4月

  • 物語論基礎と応用
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ISBN
978-4-06-258650-4
著者情報
橋本 陽介(ハシモト ヨウスケ)
1982年埼玉県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、テクスト言語学。現在、慶應義塾大学非常勤講師

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商品説明

人間だけが物語を語り、物語によって現実を理解する。では、「おもしろい物語」とは、どのように作られているのか。プロップ、バルト、ジュネットらの理論を紹介し、具体的な作品の分析から、その設計図を明らかにする。最もわかりやすいナラトロジーの教科書。

私たちは常に、物語に囲まれて生きている。小説や漫画などのフィクションが「物語」なのはもちろん、著者によれば、スポーツ中継や日々のニュース、歴史叙述も「物語」だという。では、ここでいう「物語」とは何か。どういう性質をもつものなのか――。これを論じてきた理論が物語論(ナラトロジー)である。
動物もコミュニケーションを行えるが、物語を語れるのは人間だけである。その意味では、物語とは、人間の言語活動に特徴的かつ本質的なものである。しかし、「物語」というと、これまでは往々にして、作者の意図や作品の社会的背景、歴史的意味の解釈にのみ、力点がおかれていた。本書でいう「物語論」はそうではなく、言語学や文体論を用いながら、物語そのものの構造を論じ、設計図を分析していく。
第一部では、フランス構造主義の物語論を中心に、その理論を紹介し、第二部では、カフカ、田山花袋、ボルヘスから、「シン・ゴジラ」「エヴァンゲリオン」「この世界の片隅に」まで、具体的なテクストを分析し、私たちの現実認識が、物語の仕方によっていることを明らかにしていく。
(「近刊情報」より)

目次

第1部 理論編(「物語」の形態学
物語に流れる「時間」
視点と語り手
日本語の言語習慣
ノンフィクションは「物語」か
物語論への批判)
第2部 分析編(「おもしろい展開」の法則
叙述のスピードと文体
登場人物の内と外
さまざまな語りの構造
「物語」のこれから)

商品詳細

シリーズ名
講談社選書メチエ 647
出版社名
講談社
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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