負けを生かす極意

野村克也/著

発売日:2017年5月

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ISBN
978-4-7973-8938-8
著者情報
野村 克也(ノムラ カツヤ)
1935年生まれ。京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。現役27年間で、歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王など、その強打で数々の記録を打ち立て、不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、四球団で監督を歴任

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商品説明

負けること、すなわち「考える」こと―厳しいプロの世界で「負け」は忌避されがちなテーマであり、多くは語られない。だが、「負けることで学ぶ事の大きさを知る」を流儀としてきた野村氏は、実は日本でいちばん負けた監督でもあり、その成績自体が正しい負け方を知り、「負け」を次につなげてきたことを証明している。負けをどう生かすかについて一家言のある野村氏が、野球ファンばかりでなく、国際競争力の低下、リストラなど最近の「負け」志向で閉塞感漂うビジネスパーソンに、明日の勝利につなげる流儀を語る。

★監督通算成績1565勝1563敗、プロ野球でいちばん負けたからこそ語れる、負けを「次」に生かすノムラ流極意

「負けに不思議の負けなし」――野村氏の言葉のなかで最も知られているものである。
ID野球で知られ、日本一も経験した野村氏の監督通算成績は「1565勝1563敗」。
あれだけ勝っていながら、実はプロ野球でいちばん負けているのである。
そんな野村氏の、善く負けて、善く勝ったからこその、重みのある言葉でもある。

プロの世界では、たった1敗をきっかけに、
頂点から奈落の底にまで落ちてしまうことが往々にしてある。
かといって、負けが込んでいるようで、気がつけば最後にトップを取ることすらある。

人は目先の勝利やヒーロー、華々しいプレーや結果にばかり目を奪われがちだが、
本当に強い者は、最後に勝つ者であろう。
最初は弱く、失敗をし、負けていても、弱者には弱者の戦略(兵法)があり、
奢れる強者を逆転することは決して夢物語ではないし、
これまでの野村氏の野球がそれを証明している。

そのためには、ただの「負け」を無意味な1敗にするのではなく、
明日につながる根拠のある「負け」や、
次への伏線となる「負け」にする必要がある。

いま日本では、国際競争力減退、格差拡大、人口減少……を抱えている。
またビジネスパーソンも左遷、撤退、リストラなど、置かれている状況は芳しくない。
目先の個々の現象としては「負け」しかなくなった現代日本――。
いま必要なのは、「負け」思考・志向の現代人の常識を覆し、
最後に勝利をつかむための
<次につながる意味ある負け方>
<最終ゴールへの伏線となる負け方>
<大局観をもったうえでの局地戦での負け方>
である。

日本でいちばん負けて、善く勝ち、善く負ける方法を体得した名将・野村氏だからこそ語れる、
野球ファンそして悩めるビジネスパーソンへおくる「負け」を生かす勝利への極意。
(「近刊情報」より)

目次

プロローグ 侍ジャパンが負けから学んだもの―「第4回WBC」準決勝敗退の教訓(「基本の大切さ」をあらためて思い知らされたアメリカ戦
まだまだ発展途上にある小林に成長をみたプレー ほか)
第1章 「外野手出身監督」では常勝チームは作れない―負けを次に生かすことができない監督たち(優勝するに値しないチームが優勝するという現実
「大谷がいたから勝てた」日本ハムに危惧されること ほか)
第2章 今のプロ野球を見て、現有戦力で足りないもの―優勝できないのには、れっきとした根拠がある(セよりパのほうが実力があるという現実
ソフトバンクが負けたのは監督のせい ほか)
第3章 「あのときの負け」が本当に意味すること―「1563敗、76分」の私が伝えたい勝利につなげる敗北学(歴代監督最多の「1563敗」から学んだこと
「野球は根性」ではなく「頭でするものだ」―南海兼任監督に就任当初、着手した改革点 ほか)
第4章 「負け」を次に生かせるリーダーの条件―栄光は敗北から始まることを肝に銘じろ(組織はリーダーの力量以上に伸びない
「負けに不思議の負けなし」と言い続ける理由 ほか)

商品詳細

シリーズ名
SB新書 391
出版社名
SBクリエイティブ
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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