柳田聖山集 第4巻「臨済録の研究」
発売日:2017年3月
- 巻の書名
- 臨済録の研究
- ISBN
- 978-4-8318-3864-3
- 著者情報
- 柳田 聖山(ヤナギダ セイザン)
1922年、滋賀県生まれ。京都大学名誉教授。花園大学国際禅学研究所員、1980年読売文学賞、1991年紫綬褒賞、1993年仏教伝道協会賞。2006年没
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商品説明
臨済義玄の言行を集録した『臨済録』。詳細な訓注と口語訳、成立背景や唐末の時代性など、禅学研究泰斗の著作集。
文献学の手法を本格的に取り入れた柳田禅学。
入家義高に俗語研究を学び、臨済義玄の説法には、唐末五代の河北という特定の俗語があることを発見。
臨済禅草創期の歴史的背景を解明し、戦後の臨済録研究を一新させた。
9世紀ごろの中国は中央集権国家体制も疲弊しつつあり、地方豪族などの新興勢力が台頭してくる時代であった。
武宗の破仏令(会昌の破仏令)によって、廃仏毀釈が断行されるなか、臨済は河北を中心に新しい禅を立てていく。
このような新しい禅が勃興してくるのも、著者は、新興の地方的な勢力による新文化創造の一環と捉えた。
臨済が新しい仏法を起した歴史背景に注目したのである。
また、徹底的な文献学の手法によって、臨済語録の原初的なものから臨済録へ、さらに諸本形成に至る書誌的研究成果を収載。
また、臨済義玄以降の臨済宗興隆の軌跡を解明。
(「近刊情報」より)
目次
1 興化存奨の史伝とその語録―中国臨済禅草創時代をめぐる文献資料の綜合整理、覚書(その1)
2 唐末五代の河北地方における臨済録成立の歴史的社会的事情―中国臨済禅草創時代をめぐる文献資料の綜合整理、覚書(その2)
3 南院慧〓(ぎょう)―中国臨済禅草創時代をめぐる文献資料の綜合整理、覚書(その3)
4 臨済栽松の話と風穴延沼の出生―中国臨済禅草創時代をめぐる文献資料の綜合整理、覚書(その4)
5 臨済録ノート―中国臨済禅草創時代をめぐる文献資料の綜合整理、覚書(その5)
6 臨済録ノート(続)―中国臨済禅草創時代をめぐる文献資料の綜合整理、覚書(その6)
7 臨済のことば―『臨済録』口語訳の試み
8 訓註臨済録の補訂
9 『臨済録』と『歎異抄』
商品詳細
- 出版社名
- 法蔵館
- フォーマット
- 単行本
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