記憶と追悼の宗教社会学 戦没者祭祀の成立と変容
発売日:2017年1月
- ISBN
- 978-4-8329-6826-4
- 著者情報
- 粟津 賢太(アワズ ケンタ)
1965年神奈川県生まれ。1990年創価大学文学部卒。1997‐1998年英国エセックス大学留学。1999年創価大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。国立歴史民俗博物館講師、慶應義塾大学非常勤講師、南山大学南山宗教文化研究所研究員などを経て、現在、上智大学グリーフケア研究所特別研究員。専門、宗教社会学・宗教人類学。博士(社会学)
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商品説明
ナショナリズムがいかに死を正当化したのか,戦没者追悼・記念施設や追悼儀礼を対象とし,集合的記憶や社会の宗教性について論考。
本書では,戦没者の慰霊・顕彰を,ナショナリズムの文化的側面の中でも死を正当化する観念を再生産する社会的装置およびそれに関連した言説の問題として考察する。具体的には英国のウォー・メモリアルや英連邦戦死者墓地、日本の招魂碑や忠魂碑などの戦没者追悼・記念施設と,それらを中心とする追悼儀礼や言説を研究対象とし,集合的記憶研究の中に位置づけ直す。
これにより,ナショナリズムや集合的記憶が,社会学や人類学の研究としていかなる理論的な位置にあるのかを明らかにし、個別の教会や教団を越えて存在する社会の宗教性という次元を,宗教社会学の視点から扱う。
(「近刊情報」より)
目次
第1部 理論編(集合的記憶のポリティクス
儀礼国家論と集合的記憶―集合的記憶の社会学構築のために
現在における「過去」の用法―集合的記憶研究における「語り」について)
第2部 事例編(偉大なる戦争―英国の戦没者祭祀における伝統と記憶
古代のカノンと記憶の場―地方都市における戦争記念施設
市民宗教論再考―米国における戦没者記念祭祀の形態
近代日本ナショナリズムにおける表象の変容―埼玉県における戦没者碑建設過程を通して
戦没者慰霊と集合的記憶―忠魂・忠霊をめぐる言説と忠霊公葬問題を中心に
媒介される行為としての記憶―沖縄における遺骨収集の現代的展開)
商品詳細
- 出版社名
- 北海道大学出版会
- フォーマット
- 単行本
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