不時着する流星たち
発売日:2017年1月
- ページ数
- 251p
- ISBN
- 978-4-04-105065-1
- 著者情報
- 小川 洋子(オガワ ヨウコ)
1962年、岡山生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。91年、「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞。2003年刊『博士の愛した数式』がベストセラーになり、翌年、同作で読売文学賞と本屋大賞を受賞。同じ年、『ブラフマンの埋葬』が泉鏡花文学賞、06年、『ミーナの行進』が谷崎潤一郎賞、13年『ことり』が芸術選奨文部科学大臣賞を受賞する
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商品説明
ヘンリー・ダーガー、グレン・グールド、パトリシア・ハイスミス、エリザベス・テイラー…世界のはしっこでそっと異彩を放つ人々をモチーフに、その記憶、手触り、痕跡を結晶化した珠玉の十篇。現実と虚構がひとつらなりの世界に溶け合うとき、めくるめく豊饒な物語世界が出現する―たくらみに満ちた不朽の世界文学の誕生!
盲目の祖父は、家中を歩いて考えつく限りの点と点を結び、その間の距離を測っては僕に記録させた。
足音と歩数のつぶやきが一つに溶け合い、音楽のようになって耳に届いてくる。
それはどこか果てしもない遠くから響いてくるかのようなひたむきな響きがあった――
グレン・グールドにインスパイアされた短篇をはじめ、パトリシア・ハイスミス、エリザベス・テイラー、ローベルト・ヴァルザー等、
かつて確かにこの世にあった人や事に端を発し、その記憶、手触り、痕跡を珠玉の物語に結晶化させた全十篇。
硬質でフェティッシュな筆致で現実と虚構のあわいを描き、静かな人生に突然訪れる破調の予感を見事にとらえた、物語の名手のかなでる10の変奏曲。
(「近刊情報」より)
目次
第一話 誘拐の女王
第二話 散歩同盟会長への手紙
第三話 カタツムリの結婚式
第四話 臨時実験補助員
第五話 測量
第六話 手違い
第七話 肉詰めピーマンとマットレス
第八話 若草クラブ
第九話 さあ、いい子だ、おいで
第十話 十三人きょうだい
商品詳細
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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