総統は開戦理由を必要としている タンネンベルク作戦の謀略
アルフレート・シュピース/著 ハイナー・リヒテンシュタイン/著 守屋純/訳
発売日:2017年1月
- ISBN
- 978-4-560-09533-1
- 著者情報
- シュピース,アルフレート(シュピース,アルフレート)(Spiess,Alfred)
元西独デュッセルドルフ地検検事正
リヒテンシュタイン,ハイナー(リヒテンシュタイン,ハイナー)(Lichtenstein,Heiner)
ケルンの「西ドイツ放送」の現代史関係の編集者
守屋 純(モリヤ ジュン)
1948年生まれ。早稲田大学卒。現在、中部大学講師、国際関係史専攻
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商品説明
ヒトラー体制の本質が見える、「第二次大戦の発火点」の真相を糾明。「開戦の口実」とするための行動をヒトラーから命じられ、ヒムラーとハイドリヒが計画・推進した「タンネンベルク作戦」。西独検察による尋問記録を元に、謀略の全体像を再構成した、迫真のドキュメント。付録、地図・写真収録。
「第二次大戦の発火点」の真相を糾明
1939年9月1日、ヒトラーがポーランド侵攻を命じた理由としたのが、8月31日、「グライヴィッツ放送局」をポーランド側が襲撃した事件であった。しかしこれは、ヒムラーやハイドリヒが計画した「捏造事件」であり、自作自演の襲撃であった。本書は、「第二次大戦の発火点」となったこの事件を中心に、「ホーホリンデン税関」、「ピッチェン営林署」への同様の事件の全体像を、戦後に西独検察が行った尋問調査を元に再構成した、迫真のドキュメントだ。
元ニュルンベルク裁判米次席検察官、ロバート・ケンプナーは、「本書には大きな歴史的意義がある。証言を通じて本書が初めて明らかにしたことは、いかにヒトラーが、ヒムラーとハイドリヒの助けをかりて、第二次大戦開始の口実とするための行動を命じたか、という点である」、と「緒言」で述べている。本書はまさに、ヒトラー体制の本質が見える、これら事件の真相を明らかにした記録といえるだろう。
著者のシュピースは元西独地方検事正、リヒテンシュタインはケルンの「西ドイツ放送」の現代史関係の編集者。付録(ニュルンベルク裁判記録など)と図版・写真収録。
(「近刊情報」より)
目次
第1部 「総統は開戦理由を必要としている」―偽襲撃事件の計画立案(ヒトラーからの指示―ヒムラーとハイドリヒによる検討
一九三九年八月八日のベルリンでの準備会議 ほか)
第2部 「よろしい、では君は彼を私服で手に入れるのだ」―「缶詰」として囚人を用意(ゲシュタポ局長ミュラーによる準備措置
ザクセンハウゼン強制収容所からの囚人の移送(「缶詰」行動) ほか)
第3部 「君はまったく気が狂っている」―出撃地点への各隊の配置と保全措置・一九三九年八月二五日のホーホリンデン隊の早すぎた決行とその結末(グライヴィッツで隊長ナウヨックスのとった措置
ホーホリンデン隊とピッチェン隊の出撃地点への進出 ほか)
第4部 「祖母死す」―「アガーテ」偽襲撃(グライヴィッツ放送局
ホーホリンデン税関 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Das Unternehmen Tannenberg
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