なぜ学校での体罰はなくならないのか 教育倫理学的アプローチで体罰概念を質す
発売日:2016年12月
- ISBN
- 978-4-623-07699-4
- 著者情報
- 竹田 敏彦(タケダ トシヒコ)
同志社大学法学部法律学科卒業(法学士)、兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了(教育学修士)、広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了(博士(文学)応用倫理学)。広島県公立中学校教諭、広島大学附属三原中学校教諭、広島県立教育センター指導主事・企画部長・副所長、広島県教育委員会事務局教育事務所長、広島県公立中学校長、広島大学附属学校再編計画室長、尾道市立大学非常勤講師、広島大学大学院教育学研究科非常勤講師、広島国際大学心理科学部教職教室教授(主任)。安田女子大学教職センター教授(現職)。日本道徳性発達実践学会常任理事
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商品説明
「許される体罰行為」など存在しない。教育現場での体罰の暴力性を検証、学校教育法第11条但書(体罰の禁止)の意味と意義を明確にする。
学校教育現場では、大阪市立桜宮高等学校の事件にみられるように、禁止されていることを知っていて体罰を行使している。教員たちは、なぜ「愛のむち」「スキンシップ」等といった「法的に許容される体罰行為」が存在しうると考えてしまうのか。本書では、学校現場での暴力性を応用倫理学的アプローチ(教育倫理学的アプローチ)によって検証し、学校教育法第11条但書(体罰の禁止)の意味と意義を再確認する。体罰論をめぐる教育論と法理論の接点を求めるべく、「体罰概念の混乱」を克服、「体罰概念」を明確にする。
目次
序 章 なぜ体罰はなくならないのか
1 はじめに
2 本書の目的
3 本書の展開方法
第I部 体罰の実態の概観
第1章 日本の体罰の実態
第2章 法概念としての体罰
2.1 行政解釈
2.2 学 説
第3章 体罰禁止の理念──日本型と英米型の比較
第4章 日本の体罰論をめぐる問題点と課題
第II部 体罰概念の明確化と混乱の克服
第5章 教育倫理学的アプローチの意義と方法
第6章 「体罰概念の混乱」の克服I
──古典的な教育論・教育学に学ぶ:エラスムスの教育論から
第7章 「体罰概念の混乱」の克服II
──古典的な教育論・教育学に学ぶ:ルソーの教育論『エミール』から
第8章 「体罰概念の混乱」の克服III
──古典的な教育論・教育学に学ぶ:カントの教育学から
第9章 教育の倫理的態度の追求と「体罰概念の混乱」の克服
第10章 教育倫理学的アプローチによる体罰概念の構築
第11章 体罰が容認されない学校に向けて
結 語
あとがき
引用文献一覧
参考文献一覧
商品詳細
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- フォーマット
- 単行本
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