霊と現身 日本映画における対立の美学

ツヴィカ・セルペル/著

発売日:2016年10月

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ISBN
978-4-86405-100-2
著者情報
セルペル,ツヴィカ(セルペル,ツヴィカ)(Serper,Zvika)
1952年、イスラエル生まれ。テルアビブ大学芸術学部学部長、芸術学部演劇学科および、人文学部東アジア学科教授。博士(演劇学)。専門は日本演劇と日本映画、および異文化間における演劇。演出家、役者でもある。1980‐85年、および1993‐94年、日本文部省(当時)・法政大学交流基金・日本国際交流基金の奨学生として法政大学能楽研究所で研究する傍ら、能、狂言、歌舞伎の稽古を積み、舞台に立つ。日本の伝統演劇手法による西洋演劇の可能性の追求を研究テーマとし、演出したギリシャ悲劇『アガメムノン』(1993)でアムステルダム国際演技学校大賞受賞

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商品説明

銀幕にうつる日本の「無意識」とはなにか?日本映画のなかには、能や歌舞伎といった伝統芸能をモチーフとし、またその影響を受けた作品が多く存在する。「対極とその調和」を軸に、黒澤明、溝口健二などの古典から、新藤兼人、今村昌平、伊丹十三、北野武まで、日本映画における美意識の源流を読み解く、イスラエル人演出家・芸能研究者渾身の日本文化論。

目次

芸術の境界を越える美学―蓄積された伝統概念
1 内容・構造・美学(実存的儀式―黒澤明『夢』の構造と美学
楓の方をめぐる狐と蛇の結晶化―黒澤明『乱』における聴覚と視覚による性格描写
死と血の可視/不可視―黒澤明『蜘蛛巣城』と『乱』における正義観
征服される鬼―新藤兼人『薮の中の黒猫』の累積性と『鬼婆』の統合性
エロティシズムの概念―伊丹十三『お葬式』と『タンポポ』における象徴性)
2 要因と象徴としての自然(一つの自然要素の展開
自然要素の正反対への移行
多様な自然要素による一つのテーマの展開
一つのシークエンスにおける多様な自然要素の織り合わせ)

商品詳細

出版社名
森話社
フォーマット
単行本

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