世界一ラクな「がん治療」
発売日:2016年11月
- ISBN
- 978-4-09-388514-0
- 著者情報
- 近藤 誠(コンドウ マコト)
1948年東京都生まれ。「近藤誠がん研究所」所長。1973年、慶應義塾大学医学部を卒業。76年、同医学部放射線科に入局。83年〜2014年同医学部講師。12年「乳房温存療法のパイオニアとして抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性などの啓蒙を続けてきた功績」により「第60回菊池寛賞」受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設
萬田 緑平(マンダ リョクヘイ)
1964年東京都生まれ。在宅緩和ケア医。1991年、群馬大学医学部を卒業し、同大学附属病院第一外科に所属。県内外の病院外科勤務を経て2008年、群馬・高崎の「緩和ケア診療所・いっぽ」の医師となる。外来と在宅を合わせて常時80人ほどの終末期の患者を担当し、休日は、在宅緩和ケアを広げるための講演活動を積極的に行っている
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商品説明
「家で生き抜こう」「医者を信じるな」「いい治療」より「ツラくない方法」で。がんでもラクに長生き。医師対談。
その治療、ちょっと待って!
「いい治療」で苦闘するより、
「つらくない方法」でラクに長生きする。
そのためには、なにを選択し、なにを心がければいいのか。
がん放置療法の近藤誠医師と、
在宅緩和ケアの萬田緑平医師がとことん語り合いました。
【はじめに】より
よく「医療否定」と言われてしまうけれど、逆なんです。
僕は慶応大学病院時代から40年以上、一貫して
「患者さんがいちばんラクに長生きするために必要な医療」を
探しぬき、肯定してきました。
「十人十色のがんの、それぞれの症状に応じて、
こんなにきめこまかく対処法を考えてきた医者は、
世界中探してもほかにいないはず」と、自負しています。―― 近藤 誠
患者さんに教わったんです。
がんと闘わないこと、治療がつらいと思ったら「やめる」ことを選び、
自然に任せていれば、
がんでも決して、のたうちまわって死ぬことはない。
むくみや、腸閉塞や、肺炎の苦しみもない。(中略)
そして「こんなにもつとは」ってまわりが驚くほど、
世間の常識より長く生きる人が多いということを。―― 萬田緑平
【編集担当からのおすすめ情報】
つらい手術や抗がん剤治療、
胃ろうや点滴などチューブだらけの
延命治療は望まないという人が多い時代。
がんという病とどう向き合い、
どう生きるかの指針に満ちた一冊です。
【目次】より抜粋
◎笑ってピースして旅立つ、在宅のがん患者たち
◎がんは本来、最期まで歩いたり話したりできる病気
◎自宅で好きに生きられると、最後までラク。
日本人の8割以上は病院で「苦痛死」
◎「がん放置療法」は「全部ほっておけ」療法? そんなバカな
◎ピンピンしているのに「がん」と診断されたら忘れなさい
◎「入院したくない」は、つらい延命治療をされるかどうかの大関門
◎緩和ケアにタイミングよく移行すると、普通に暮らして「こんなにもつとは」
◎終末期は「点滴と別れる」決心を
◎痛みはこわくない。医療用麻薬できちんと抑えて旅行やゴルフを楽しめる
◎生かされている人は肺炎になる
◎最後までオムツ生活にならない方法、教えます
(「近刊情報」より)
目次
◆はじめに
世界一ラクで、お金もかからず、長生きできるがん治療/近藤誠
亡くなるその日まで自立して、楽しく生き抜こう/萬田緑平
【第1章】 がんを治療しない自由
笑ってピースして天に旅立つ、在宅のがん患者たち
25センチの卵巣がんを抱えて3年元気
生気にあふれた末期がん患者
千代の富士と大橋巨泉さんのがん闘病
自宅で好きに生きられると、最後までラク。日本人の8割以上は病院で「苦痛死」
緒形拳さんの決断
小林麻央さんが続けた抗がん剤治療のリスク
治療がずるずる引き延ばされやすい理由
ほか
【第2章】 がん治療のベルトコンベアから飛び降りる
「がんを早く治療すると、早く体をダメにしそう」と気づくまで
患者の手術をバリバリやっている外科医が、がんになったとき
「ほら、近藤さんの本に書いてあるでしょ」。がんを治療しない選択
外科医時代は、苦しくて悲しい死ばかり見てきた
「がん放置療法」は「全部ほっておけ」療法? そんなバカな
胃がんを「とことん治療した人」「家に帰った人」の結末
みんな延命治療されずに亡くなりたい
最後まで治療する道を選ぶと「つらくない最後」にはできない
ほか
【第3章】 がんほどつきあいやすい病気はない
「治療しない」と決めた患者は、どこに行く?
「治療」「放置」それぞれの今後を説明して、自分で選んでもらう
ピンピンしているのに「がん」と診断されたら、忘れなさい
それぞれの治療イケイケ時代
「アンチ近藤派」の論理はメチャクチャ
都合のいいデータは、いくらでもつくれる
健診は健康な人に「病気」のレッテルを貼って、病人に転落させる装置
体が弱くて病気のデパート? 病名はいくらでももらえます
ほか
【第4章】 在宅緩和ケアのすすめ
自宅で亡くなる日本人が、少しずつ増えている
在宅ひとり死は、ラクですよ〜
助けにきてくれたんか? なんで縛られてんだか、わかんね〜
帰宅して管をはずし、晩酌を楽しみ、余命も延びた
緩和ケアにタイミングよく移行すると、普通に暮らして「こんなにもつとは」
「そろそろかもしれない」と本当のことを伝えて、きちんとお別れを
第5章 がんの終末期をどう過ごすか
痛みはこわくない。医療用麻薬できちんと抑えて、旅行やゴルフを楽しめる
ほか
◆世界一ラクがんノベル
萬田緑平、胃がんに死す。享年58
近藤誠、肝臓がんに死す。享年74
商品詳細
- 出版社名
- 小学館
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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