叢書ソーシャル・キャピタル 1「ソーシャル・キャピタルの世界 学術的有効性・政策的含意と統計・解析手法の検証」
発売日:2016年8月
- 巻の著者
- 稲葉陽二/著 吉野諒三/著
- 巻の書名
- ソーシャル・キャピタルの世界 学術的有効性・政策的含意と統計・解析手法の検証
- ISBN
- 978-4-623-07769-4
- 著者情報
- 稲葉 陽二(イナバ ヨウジ)
1949年東京都生まれ。1978年スタンフォード大学経営大学院修士課程(公企業経営科)修了、MBA。2015年博士(学術)筑波大学。現在、日本大学法学部教授
吉野 諒三(ヨシノ リョウゾウ)
1955年神奈川県生まれ。1988年カリフォルニア大学アーヴァイン校認知科学グループ博士課程修了。現在、統計数理研究所調査科学研究センター長
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商品説明
約40年にわたる研究を総括。統計・解析の際に陥りやすい「罠」への対処法と、社会システムのリデザインのための政策を提言。
ソーシャル・キャピタルは、経済学、政治学、社会学、教育学、公衆衛生学など広範な学術領域で引用される文字通り学際的な概念であり、「健康日本21(第二次)」に関する資料でも取り上げられるなど政策においても重要な概念である。本書は、過去約40年にわたる研究を総括した上で、この概念がもつ学術的有効性・政策的含意に関する考察と、統計・解析の手法をまとめたものである。「叢書ソーシャル・キャピタル」(全七巻)の第一巻。
目次
「叢書ソーシャル・キャピタル」刊行にあたって
まえがき
序 章 「こころ」を測ることは可能か(稲葉陽二)
第I部 学術的有効性と政策的含意(稲葉陽二)
第1章 ソーシャル・キャピタルはどのような概念か──格差問題・震災の事例から
1 毀誉褒貶の激しい概念
2 格差問題を的確に把握できる概念
3 個人と社会をつなぐ概念──災害への対応を例に
ほか
第2章 定義をめぐる議論
1 誰が論じてきたか
2 定義づけのための4つの視点
3 構成要素間の関係性をどう捉えるのか
ほか
第3章 ソーシャル・キャピタル研究による社会貢献の可能性──批判をめぐる議論から
1 政策担当者の認知度と学術的な批判
2 ソーシャル・キャピタルに対する批判
3 収束しつつある定義・測定をめぐる議論──ソーシャル・キャピタルに基づく政策提言の可能性
ほか
第4章 東日本大震災と経済格差──ソーシャル・キャピタルへの影響を考える
1 暮らしの安心・信頼・社会参加に関するアンケート調査
2 2013年調査の実施概要
3 調査項目の構成・内容と尋ね方は妥当か
ほか
第5章 地域特性の表現と政策的含意──社会システムのリデザインに向けた課題
1 ソーシャル・キャピタルからみた地域の特性
2 ソーシャル・キャピタルの政策的含意再考
第II部 計量と解析の視点(吉野諒三)
第6章 統計的解析の視点からみた計量
1 「国民性」調査の系譜
2 科学的測定とは
3 定義と計量の関係
ほか
第7章 データ収集とデータ解析のリテラシー
1 「統計的無作為標本抽出調査」と「公理的測定論」
2 データ収集における統計的標本抽出
3 データ解析における尺度理論
ほか
第8章 意識の国際比較調査──CLAからCULMANへ
1 戦後の統計的意識調査から国際比較までの道のり
2 国際比較のパラダイム──計量的文明論の確立に向けて
3 調査の方法論から政策立案へ──「東アジア共同体」から「東アジア多様体」へ
第9章 「主観的階層帰属意識」「満足感」と「信頼感」の解析
1 調査における質問項目の尺度
2 社会調査の「測定」としての枠組み──測定者と被測定対象と表現法
3 「主観的階層帰属意識」の日米の時系列比較
ほか
商品詳細
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- フォーマット
- 単行本
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