ハルとカナ
発売日:2016年8月
- ページ数
- 141p
- ISBN
- 978-4-06-220099-8
- 著者情報
- ひこ・田中(ヒコタナカ)
1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1991年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。『児童文学書評』主宰
ヨシタケ シンスケ(ヨシタケ シンスケ)
1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞
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商品説明
ハルもカナも、小学2年生。でも、ふたりとも、なんか気持ちが変わってきたことに気がついたんだ。なんでだろ、あの子のこと、もっと知りたいな。ひこ・田中とヨシタケシンスケが贈る小さな小さな恋のものがたり。
映画化された『お引越し』、『ごめん』など新機軸の児童文学を生み出し続けるひこ・田中さんの描いた小さな小さな恋の物語を、『りんごかもしれない』、『りゆうがあります』などの大ヒットで飛ぶ鳥を落とす勢いのイラストレーター、ヨシタケシンスケさんが、豊富な挿絵でさらにさらに世界をふくらませた一冊です。
8歳だって、恋をするんです!
ハルは、「大人は本当にややこしくて、がまん強い生き物だな」って思っている小学2年生。
カナは、停留所ごとにバスに乗ったり降りたりするカエルを思い浮かべているうちに、数を数えるのが好きになった、やっぱり小学2年生。
ハルは、休み時間になると、なんで男子は男子と、女子は女子と集まるのかなって不思議に思う。
カナは、ユズやキララといると楽しいし、安心できるけど、それって女の子どうしだからなのかな? って、これまた不思議に感じてる。
でも、ふたりとも、なんだか気持ちが変わってきたことに気がついてたんだ。
「わたし、ハルくんのこと」、「ぼく、カナちゃんのこと」、「もっともっと知りたいな」。
(「近刊情報」より)
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
最近、ひこ田中さんの「なりたて中学生」シリーズを読んだばかりだったので、気になって手にしました。「ハルとカナ」は、しいていうなら「なりたて小学生」ですね。その年頃ならではの、ちょっとした出来事を上手に見せてくれている楽しい作品でした。全部で12章。1章だいたい20ページくらいで、1ページに収められているテキスト(文章)も少なく(行間も文字も大きい)、さらりと読める量です。主人公の「ハルとカナ」は小学2年生。どちらも大変面白い個性を持っている子どもたちです。なので、わりとよくいる「誰かと同じがいい」子どもたちからは、ちょっと「変わってる」と思われがちかもしれません。作者は彼らの立ち位置を上手に表現してくれているので、読み手にはとても分かりやすく伝わってきます。友達の「シュウマ」くんや「ユズ」ちゃん・「キララ」ちゃん」も忘れてはいけない大事な存在です。世の中には「ハル」みたいな男の子や、「カナ」みたいな女の子は、少なからず何人かいるはずです。最初は家族のおはなしかと思ったのですが、この作品は淡い初恋のおはなしでした。お互いはじめて意識した“異性”。それに気づいた時の、子どもらしい戸惑い方が見ていてかわいかったです。この作品は「ヨシタケシンスケ」さんが挿絵を担当しています。それがものすごくいおはなしのイメージに合っていて、とてもよかったです。大人が読んでも楽しい児童書です。ぜひぜひいろいろな人に読んでもらいたいので、今度どこかでブックトークに使ってみようかな?と考えています。お薦めするとしたら、現役の小学校1,2年生でゃなくて、それよりちょっとお兄さんお姉さんになった3年生以上の子どもたち。“ぼく”も“わたし”もこんなときあったなー。って、思わせてくれる初々しい作品です。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子21歳、女の子16歳)
商品詳細
- 出版社名
- 講談社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 小学34年生
- 著者コメント
- 1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1990年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。他に、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)、「モールランド・ストーリー」シリーズ(福音館書店)、「レッツ」シリーズ(そうえん社)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。
- フォーマット
- 単行本
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