夜に啼く鳥は
発売日:2016年8月
- ページ数
- 254p
- ISBN
- 978-4-04-103729-4
- 著者情報
- 千早 茜(チハヤ アカネ)
1979年、北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。小学生時代の大半をアフリカ・ザンビアで過ごす。2008年、『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で第37回泉鏡花文学賞も受賞。13年、『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞受賞
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商品説明
その里は地図に載っていないという。里のお屋敷には燃えるような躑躅の花が植えられており、どんな病でも治してしまうという“蟲宿しの一族”の末裔で強大な力を得た御先が住んでいた。御先は心から慕ってくる雅親を突き放し、里を出て夜の店で働いていた四と出会う。そして“事件”は起こった…。現代の都会の闇に紛れ込み、不老不死の一族が、時を超えて愛しい人を求める、禍々しくも哀しい現代奇譚。
古来、傷みや成長を食べる「蟲(むし)」を体内に宿す不老不死の一族があった。
その一族は地図にのらない里で、長い間、人目をはばかって暮らしていた。
里の岬には、八百比丘尼とも言われる”シラ”という一族の祖を祀っていた。
その末裔のなかでも強大な力を得た御先【みさき】は、どんな傷も病も治す能力を持ち、
150年以上生きているとは思えぬ10代のままのような美しさで、ふたなりの身体を持ち、性別はもはや定かでない存在として畏れられてきた。
今では、時の権力者の施術を生業として暮らしている御先だったが、
付き人だった玄孫【やしゃご】の雅親【まさちか】をつき離し、一族の里を離れ、
夜の店で働いていた傍系の四【よん】と行動をともにするようになり、ある”事件”に巻き込まれることになり……。
主人公たちの過去と今が交錯し、時代を超えて現れる愛しい人……。
不老不死の一族の末裔が現代の都会に紛れ込む――
妖しくも美しく、そして哀しい現代奇譚。泉鏡花文学賞受賞作家が挑む新境地。
カバー挿画は、中村明日美子さんが担当。
(「近刊情報」より)
目次
シラ
夜に啼く鳥は
梟(ふくろう)
ひとだま
かみさま
躑躅(つつじ)
商品詳細
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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