70歳の日記
発売日:2016年7月
- ISBN
- 978-4-622-07862-3
- 著者情報
- サートン,メイ(サートン,メイ)(Sarton,May)
1912‐1995。ベルギーに生まれる。4歳のとき父母とともにアメリカに亡命、マサチューセッツ州ケンブリッジで成人する。一時劇団を主宰するが、最初の詩集(1938)の出版以降、著述に専念。小説家・詩人・エッセイストで、日記、自伝的エッセイも多い
幾島 幸子(イクシマ サチコ)
1951年東京都に生まれる。早稲田大学政経学部卒業。翻訳家
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商品説明
残された時間は多くない。故郷ベルギーから切り離された孤立感も深い。しかし「今の私は、生涯でいちばん自分らしい」。出会いと喪失、発見にみちた濃密な一年。
アメリカの詩人・小説家、サートンの58歳の作品『独り居の日記』は、日本でたくさんの読者を得た。その後サートンはさらに北へ、カナダと国境を接するメイン州の雪深い海辺に引っ越す。この地でペットの犬と猫と暮らしながら、ようやく、世間から冷遇されていた長い時期を抜け、この日記の執筆にいたった。
サートンという「独り居中毒患者」は、かけがえのない友人・気骨ある隣人とのつきあいをなにより大切にする。それでいて、外では「他人を意識しすぎて感覚が鈍」り、独りの時間――ものを書き、考え、庭仕事に打ちこむ時間――を恋い焦がれることになる。疲れてパニックになるかと思うと、「鬱の波に足をすくわれそうな」とき、早朝に眺めたどこまでも穏やかな海に、突然涙があふれる、という感受性の持ち主だ。
この年、サートンは最愛の恋人だったジュディの老いと死に直面した。自分に残された時間も少なそうだ。故郷ベルギーから切り離された孤独感も深い。そして考えた――年をとらない秘訣は何か?たぶん、何かに深くかかわり、こだわりをもつこと。エネルギーは要るけれど。
詩の朗読旅行、読者との交流も頻繁にあり、前向きに生きる濃密な1年。それを率直につづる瑞々しさは、きっと読者を魅了し、勇気づけるだろう。
(「近刊情報」より)
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:AT SEVENTY
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