その行為、本当に処罰しますか 憲法的刑事立法論序説
発売日:2016年7月
- ISBN
- 978-4-335-35678-0
- 著者情報
- 上田 正基(ウエダ マサキ)
1988年兵庫県に生まれる。2010年京都大学法学部卒業。2012年京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻(法科大学院)修了。2015年京都大学大学院法学研究科法政理論専攻博士後期課程修了、博士(法学)。現在、京都大学大学院法学研究科特定助教
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商品説明
国家が刑罰を科すに値する行為とは?憲法学と刑法学と立法学とが交錯する領域に初めて踏み込み、刑法学からの立法批判のあり方を提示した果敢な試み。児童ポルノ所持を素材にその具体的な機能性を実証する。
目次
序 憲法から刑事立法を論じる意味
第1章 刑事立法はどのように審査されてきたのか(裁判所による審査―日本とドイツ
刑法学が行なってきたこと―法益論による立法批判
法益論に対する疑問―法益論の何がいけないのか
法益論から憲法へ―法益論が審査しようとしているもの)
第2章 刑事立法はどのように審査されるべきなのか―あるべき立法批判枠組の構築(行為規範・制裁規範の具体的内容―用語の整理
行為規範の正統性―どのような行為が規制されてよいのか
制裁規範の正統性(1)非難提起の正統性―非難されるべき行為なのか
制裁規範の正当性(2)刑罰投入の正統性―刑罰まで科してよいのか
制裁規範の正統性(3)法定刑の正統性)
第3章 児童ポルノの所持を本当に処罰しますか―立法批判枠組の具体的適用(児童ポルノ禁止法における児童ポルノ規制の概要
児童ポルノ所持の規制内容―私的所持罪の行為規範の正統性
児童ポルノ私的所持の非難性―私的所持罪の制裁規範の正統性(1)非難提起の正統性
私的所持の当罰性―私的所持罪の制裁規範の正統性(2)刑罰投入の正統性
懲役何年が妥当なのか―私的所持罪の制裁規範の正統性(3)法定刑の正統性
刑罰以外の選択肢の可能性)
結 刑法は1人で歩むのか?
商品詳細
- 出版社名
- 弘文堂
- フォーマット
- 単行本
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