「労働力」の成立と現代市民社会
発売日:2016年5月
- ISBN
- 978-4-623-07632-1
- 著者情報
- 東條 由紀彦(トウジョウ ユキヒコ)
明治大学経営学部教授。経済学博士。1953年宮崎県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。東京大学大学院経済学研究科修了。東京大学社会科学研究所助手、小樽商科大学商学部助教授を経て、現職
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
実証研究に基づく独自の市民社会論構築―社会の片隅に埋もれた出来事に光をあて、そこに隠された真実から「全体」を見渡すことを試みた労作。
本書は市民社会における労働と人格の様相について、近代から現代の移行期を中心に、事例とそこから導き出された理論を展開する。具体的に第?部の理論編では、近代および西欧との比較において、現代の雇用契約制、市民社会、国民統合、民主主義をテーマに検討する。また第?部の事例編では、戦時期における労務動員の性格、終戦直後に起きた東宝争議、戦後占領期における中小炭坑の組夫と従業員を取り上げる。
このような社会の片隅に埋もれた出来事に光をあて、そこに隠された真実から「全体」を見渡すことを試み、独自の理論を構築した労作である。
目次
序 章 近代日本の変容と労働者の人格
1 本書の主題と構成
2 単一の市民社会
3 前期現代のヘゲモニー
ほか
第I部 日本現代社会の論理的再検討
第1章 移行期における資本家的経営と労働者
──近代〈雇傭報酬制〉から現代〈雇用契約制〉へ
1 資本家的経営(資本家的生産様式)の存立条件
2 動員可能な〈労働管理システム〉に不可欠な要件
3 〈資本家的経営(生産様式)の支配的な社会〉としての近代社会の形成
ほか
第2章 複層的近代社会と現代市民社会
──国民的・個別的(単一的)性格の形成過程
1 「本源的蓄積」をめぐる「二つの道」
2 〈新しい共同体〉の個別的性格
3 社会の〈家産制〉的編成と〈封建制〉的編成
ほか
第3章 現代国民統合の「例外的」達成
──戦前日本社会とその固有の特質
1 現代国民国家の基本的性格
2 現代国家と労働者団結
3 社会構成の移行と危機
ほか
第4章 現代日本の市民社会史
──労働と人格の社会史
1 大正期の市民社会
2 戦時期の市民社会
3 戦後復興期の市民社会
ほか
第II部 日本現代社会の諸相
第5章 労務動員
──捏ねあげられる「労働力」
1 新規学卒者市場をめぐる問題構成
2 戦時労務動員の前提
3 戦時職業行政の展開
ほか
第6章 東宝争議(1948年)
──「生産復興」と「産別型団結」の終焉
1 東宝争議の意義
2 東宝争議の問題構成
3 闘争前夜(1947年中)
ほか
第7章 東宝争議の再検討
──戦後日本における経営ヘゲモニーの形成過程
1 ヘゲモニーの視点から見る東宝争議
2 争議前夜
3 争議過程(前期)
ほか
第8章 戦後占領期中小炭鉱における組夫と従業員
──北海道茅沼炭鉱を中心に
1 現象学的に見る日本の労働組合形成過程
2 敗戦前夜北海道における炭鉱組夫組織
3 茅沼炭鉱における組夫組織
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- MINERVA人文・社会科学叢書 210 近代日本の歴史認識 2
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。