中東の新たな秩序
発売日:2016年5月
- ISBN
- 978-4-623-07627-7
- 著者情報
- 松尾 昌樹(マツオ マサキ)
1971年生まれ。1995年立教大学文学部卒業。2004年東北大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了、博士(国際文化)。現在、宇都宮大学国際学部准教授
岡野内 正(オカノウチ タダシ)
1958年生まれ。1981年大阪外国語大学アラビア語科卒業、1986年同志社大学大学院経済学研究科博士後期課程退学、経済学修士。現在、法政大学社会学部教授
吉川 卓郎(キッカワ タクロウ)
1974年生まれ。2004年立命館大学大学院国際関係研究科単位取得退学、国際関係学博士。現在、立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部准教授
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商品説明
中東地域は変容した。湾岸戦争とイラク戦争、中東和平の進展と膠着、「アラブの春」と「イスラム国」の発生、アラビア半島諸国の勃興―20世紀末から現在に至る動きは、中東地域・アラブ諸国内部の対立やパワーシフトを白日の下に晒し、ここに新たな地域秩序が生まれつつあることを示した。こうした流れを踏まえつつ、本書は中東各国の「今」を見つめながら、新たな中東を多角的に読み解いてゆく。
中東地域は変容した。湾岸戦争とイラク戦争、中東和平の進展と膠着、「アラブの春」と「イスラム国」の発生、アラビア半島諸国の勃興……20世紀末から現在に至る動きは、中東地域・アラブ諸国内部の対立やパワーシフトを白日の下に晒し、ここに新たな地域秩序が生まれつつあることを示した。こうした流れを踏まえつつ、本書は中東各国の「今」を見つめながら、新たな中東を多角的に読み解いてゆく。
目次
はしがき
序 章 中東とグローバル・サウス(松尾昌樹)
第I部 中東世界の変容
第1章 冷戦後の国際政治と中東地域の構造変容――米国の対中東政策を中心に(溝渕正季)
1 冷戦後世界における米国単極構造と中東
ほか
第2章 イスラーム主義運動の歴史的展開――中東地域研究における意義を再考する(末近浩太)
1 やせ細るイスラーム主義運動研究
ほか
第3章 グローバル化する中東と石油――レンティア国家再考(松尾昌樹)
1 レントと権威主義
ほか
第4章 エジプトの「革命」――民衆は時代の転換に何を望んだか(岩崎えり奈)
1 1月25日革命から5年経つエジプト
ほか
第5章 アラブの春とチュニジアの国家=社会関係――歴史的視点から(渡邊祥子)
1 アラブの春はなぜ起こったか――格差とクローニー・キャピタリズム
ほか
第6章 「パレスチナ問題」をめぐる語りの変容(金城美幸)
1 パレスチナ問題の起源と帝国主義・植民地主義
ほか
第7章 中東地域の女性と難民――紛争による周縁化の現実(円城由美子)
1 中東の政治変動と難民の発生
ほか
第II部 中東諸国の課題
第8章 トルコ――新自由主義・親イスラーム政党・秩序安定化外交(今井宏平)
1 第3共和制下のトルコ
ほか
第9章 アラビア半島諸国――中東地域秩序における台頭(村上拓哉)
1 台頭するアラビア半島諸国
ほか
第10章 イラン――イスラーム統治体制の現状(坂梨 祥)
1 イスラーム共和国体制とは
ほか
第11章 イラク――統治体制をめぐる迷路(吉岡明子)
1 イラクの成り立ち
ほか
第12章 パレスチナ問題――イスラエルの国家安全保障と和平交渉(江崎智絵)
1 パレスチナ問題をめぐる紛争の構造とその変化
ほか
第13章 ヨルダン――紛争との共生(吉川卓郎)
1 混沌の海を泳ぐ
ほか
第14章 グローバル化時代の中東研究――板垣雄三氏の問題提起をめぐって(岡野内 正)
1 学問研究のタコツボ化
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- グローバル・サウスはいま 3
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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