アントニウスとクレオパトラ 上
発売日:2016年7月
- ページ数
- 289p
- ISBN
- 978-4-560-09255-2
- 著者情報
- ゴールズワーシー,エイドリアン(ゴールズワーシー,エイドリアン)(Goldsworthy,Adrian)
1969年生まれのイギリスの歴史家。オクスフォード大学セント・ジョンズ・カレッジ卒。キングズ・カレッジ・ロンドンなどで教鞭を執ったのち、著作に専念。『アントニウスとクレオパトラ』刊行時はサウス・ウェールズ在住。古代ローマとローマ軍事史の専門家
阪本 浩(サカモト ヒロシ)
青山学院大学文学部史学科教授。東北大学大学院文学研究科博士課程退学。専門は古代ローマ史
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商品説明
カエサルがアントニウスに期待したのは、軍人としての才能ではなかった。シェイクスピアの作品で知られる、古代ローマ共和政期の軍人として名高いマルクス・アントニウスと、その恋人でエジプトの女王クレオパトラ。軍事史の専門家による、通説をくつがえす新しい評伝。口絵・地図収録。
シェイクスピアの作品で知られるカップルの新しい姿
古代ローマ時代から現代まで、アントニウスの人物像は、野卑で自堕落、騎士道的な人物、優秀な軍人と変化し、エジプトの女王クレオパトラ7世も、ローマ軍人を堕落させた東方の女、野心に満ちたカリスマ的指導者、教養があり自立した強い女性と、さまざまに語られてきた。それらの見方は、アントニウスと戦い勝利した側によるプロパガンダをはじめ、その時々の社会や政治と切り離すことはできない。同時に、当時の東方諸国の君主は、ローマに何を求め、何を求められていたか、ローマの内乱期にどういう状況におかれていたかを抜きには語れないのだ。
混乱した時代と地域で、しかも骨肉相食む伝統のプトレマイオス王家において、クレオパトラが生き残り、女性ながら実質的にひとりで長期間統治したことは、それ自体が偉業だった。だが実のところ、クレオパトラが権力を持ちつづけていられたのは、個人の有能さや魅力だけでなく、ローマにとって政治的に有用で信頼がおけたからだったのである。
アントニウスは名将と言えるのか。クレオパトラはローマに反旗を翻したのか。軍事史の専門家による、通説をくつがえす新しい評伝。
(「近刊情報」より)
目次
二つの国
「雌狼」―ローマの共和政
プトレマイオス朝
弁論家、浪費家、海賊
「笛吹王」
青年期
王の帰還
立候補
「新愛姉弟神」
護民官
女王
内乱
カエサル
騎兵長官
「王ではない、カエサルだ」
執政官
「三頭のひとり」
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:ANTONY AND CLEOPATRA
注意事項
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