完本和魂洋才の系譜 内と外からの明治日本
発売日:2016年6月
- ISBN
- 978-4-309-22660-6
- 著者情報
- 平川 祐弘(ヒラカワ スケヒロ)
1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授。比較文学史家。フランス・イタリア・ドイツに留学し、北米・フランス・中国・台湾などで教壇に立つ。『小泉八雲 西洋脱出の夢』『東の橘 西のオレンジ』でサントリー学芸賞、マンゾーニ『いいなづけ』の翻訳で読売文学賞、『ラフカディオ・ハーン 植民地化・キリスト教化・文明開化』で和辻哲郎文化賞、『アーサー・ウェイリー『源氏物語』の翻訳者』で日本エッセイスト・クラブ賞、『西洋人の神道観 日本人のアイデンティティーを求めて』で蓮如賞を受賞
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商品説明
巨視的な視野で縦横に語る、比較文化史の大家の代表作。読み継がれる画期的名著。ナショナリズムの横行、西洋文明への憧れと反撥、人種差別主義の台頭、根なし草的な精神的状況…時代は東西両洋の文化を股にかけて「二本足」で立つ知恵者を要求する。
日本人は西洋という異質の文明と対峙したとき、その衝撃に対してどう応答したか。「日本とは何か」を解き明かしてゆく画期的名著。(「近刊情報」より)
目次
第1部 非西洋の近代化とその心理(和魂洋才の系譜
西洋文明との出会いの心理)
第2部 非西洋の近代化と人種間問題(森鴎外と黄禍論―軍人、科学者、外国研究者の知的責任
白人の重荷と黄人の荷重―キプリングと徳富蘇峰
黄禍と白禍―アナトール・フランスの見方をめぐって
日本海海戦―ファレールの比較文化論的考察
戦時下の日本―クーシューが見た明治三十七年の東京
平和を唱える人と平和を結ぶ人―トルストイ、晶子、蘇峰)
第3部 西欧化日本と和魂の行方(「普請中」の国日本―森鴎外の短篇とレンジェルの人種劇『颱風』をめぐって
森鴎外の『花子』―見返りの心理
「『生ひ立ちの記』序」について―大正期の鴎外における日本と西洋
尊皇攘夷と開国和親―鴎外作『津下四郎左衛門』をめぐって
ロシア革命と森鴎外―「『天の鍵』序」について
正宗白鳥の『迷妄』―『神曲』と『妄想』との関連で
地下の鴎外が心―遺言について)
商品詳細
- 出版社名
- 河出書房新社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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