彼女たちの文学 語りにくさと読まれること

飯田祐子/著

発売日:2016年3月

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ISBN
978-4-8158-0835-8
著者情報
飯田 祐子(イイダ ユウコ)
1966年愛知県に生まれる。1995年名古屋大学大学院文学研究科博士課程満期退学。神戸女学院大学教授などを経て、名古屋大学大学院文学研究科教授、博士(文学)

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商品説明

女性作家は“女性”を代表しない。“女性”へと呼びかけられ、亀裂の感覚を生きながら、彼女たちはいかに語ってきたのか。田村俊子、野上弥生子、宮本百合子、尾崎翠、林芙美子、円地文子、田辺聖子、松浦理英子、水村美苗、多和田葉子など、複数の読み手に曝されたマイノリティ文学として読む。

目次

“女性作家”という枠組み
第1部 応答性と被読性(“女”の自己表象―田村俊子「女作者」
書く女/書けない女―杉本正生の「小説」
読者となること・読者へ導くこと―円地文子『朱を奪うもの』
聞き手を求める―水村美苗『私小説 from left to right』
関係を続ける―松浦理英子『裏ヴァージョン』)
第2部 “女”との交渉(“女”を構成する軋み―『女学雑誌』における「内助」と“女学生”
「師」の効用―野上弥生子の特殊性
意味化の欲望―宮本百合子『伸子』
女性作家とフェミニズム―田辺聖子と女たち)
第3部 主体化のほつれ(“婆”の位置―奥村五百子と愛国婦人会
越境の重層性―牛島春子「祝といふ男」と八木義徳「劉廣福」
従軍記と当時者性―林芙美子『戦線』『北岸部隊』)
第4部 言挙げするのとは別のやり方で(異性愛制度と撹乱的感覚―田村俊子「炮烙の刑」
遊歩する少女たち―尾崎翠とフラヌール
言葉と身体―多和田葉子『聖女伝説』『飛魂』)

商品詳細

出版社名
名古屋大学出版会
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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