太陽の肖像 文集
発売日:2016年5月
- ページ数
- 381p
- ISBN
- 978-4-560-08496-0
- 著者情報
- 奈良原 一高(ナラハラ イッコウ)
写真家。1931年、福岡県生まれ。54年中央大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程に入学。55年に池田満寿夫、靉嘔ら新鋭画家のグループ「実在者」に参加。56年個展「人間の土地」を開催、写真家として活動を始める。58年個展「王国」で日本写真批評家協会新人賞受賞。59年早稲田大学大学院修了。同年、東松照明、細江英公、川田喜久治、佐藤明、丹野章らとセルフ・フォトエージェンシー「VIVO」を結成。(61年解散)
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商品説明
戦後を代表する写真家、初のエッセイ集。代表写真45点を収録した決定版!13歳で敗戦を迎え、“人間の土地”でデビューするまでの自叙伝をはじめ、巨視的な視点で人間存在を見つめた半世紀に及ぶ思考の軌跡。
戦後を代表する写真家、初のエッセイ集
長崎県沖の軍艦島と熔岩に埋もれた桜島でたくましく生きる人々を捉えた〈人間の土地〉、北海道の修道院と和歌山の婦人刑務所の孤独な空間で人間の存在を見つめた〈王国〉などで知られる、日本写真界の巨匠・奈良原一高。本書は文筆にも定評のある奈良原の文章を初めて集成し、作家の全貌を伝える待望の一冊。
満洲事変の年に生まれた奈良原は、中学一年で学徒動員され、死と隣合せの日常を過ごす中で敗戦を迎えた。「不毛それ自体が生きていく手がかりとなりはじめた」――無力感にとらわれながらも、自らの心情を重ね合わせるようにカメラのファインダーを覗き、生を模索していったのだ。そのありのままの思いが伝わってくる。
デビューまでの自叙伝をはじめ、欧州を駆け巡り改めて日本文化を見つめ直した60?70年代、そして自身の入院経験をもとにX線写真やCGを生かした近作までの思索の軌跡を辿る。ダイアン・アーバスが自殺する直前にNYで行なわれたワークショップの記録には息をのむ。
巨視的な視点で生と死を見つめ、写真表現の最前線を切り拓いてきた奈良原の歩みは、日本の戦後写真史、ひいては戦後史そのものだといえる。そこには、瑞々しい感性でとらえた生きる歓びと静かな情熱が溢れている。代表写真45点収録の決定版!(「近刊情報」より)
目次
第1章 廃墟からの旅立ち
第2章 もうひとつの僕にいたるまで
第3章 ヨーロッパの詩
第4章 ジャパネスク
第5章 Ikko’s AMERICA
第6章 時空の翼
第7章 身体という宇宙
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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